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  • from: 予備役士長 - 2さん

    2010年10月09日 00時10分16秒

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    SEAL 創設話

    皆さまお久しぶりです。
    SEALの創設時のエピソードが紹介されていたようですので、自分は所属部隊員の創設時の話でも(^^

    UDT-12に配属されたある隊員は、UDT課程を卒業後、沖縄の第1特殊部隊群で基本降下課程を受け、チーム配属でアジア地域で訓練していた時に選抜組に入ったそうです。

    この当時は海軍は独自の空挺降下に関する基本プログラムがなく、上記のように沖縄で受けるなどという事があったそうです。なお、故・三島軍曹はこの訓練にも一時関わっていたそうです。

    突然UDT-11,UDT-12の選抜された隊員は「SEAL TEAM1へ移動」という張り紙を出され、否応なく移動になったとか。

    中には、「フロッグマンが好きで入ったのに、何で移動なんだ!」とこぼす者もいたそうですが、それもそのはず、できたばかりのその部隊は何をやる部隊なのか全く知らされていなかったそうです。なんと一緒に配属になるチームの副官である将校ですら知らなかったそうです。

    当初はペンドルトン基地に行き、海兵隊の歩兵訓練をSEABEEsと共にやってましたが、SEABEEsとケンカになったりと・・・

    その後、海兵隊のゲリラ戦・隊ゲリラ教育課程に進み、ここで初めてベトナムで何をするのかを学んだそうです。

    その後、強襲艇教育課程、海兵隊徒手格闘課程、海軍SERE課程(サバイバル・危険回避・抵抗・脱出の略)、そして、陸軍レンジャー課程を受講させられたそうです。

    最初は秘匿のために元のUDTのパッチを着けていたそうですが、レンジャー課程修了式で、陸軍のカーキの制服の中に海軍の白い制服はかなり浮いていたらしく、部隊の内容を公言できない彼らは、以後ユーティリティユニフォームの「U.S.NAVY」のタブは「U.S.ARMY」に付け替えさせられ、制服・野戦服すべての階級章を外させられたそうです。

    この後はパナマのジャングル戦学校、コロナドでベトナム語課程、そしてフォートブラッグで特殊部隊教育過程である、外国製武器、爆破の課程を履修したそうです。

    興味深いのは、3軍の壁のようなものがなく、必要な教育は垣根を越えて習得しに行っていたという事ですね。

    配属された当初は、ベトナムでMTT(機動訓練チーム)として主にベトナム海軍の指揮官層への河川などでの戦闘の仕方などを教育していたそうです。実はSEALは当初教育指導の部隊でした。

    部隊の性格上、部隊員はベトナムを離れる際、「一切の部隊活動内容を話してはならない」という制約があり、馬鹿げてはいますが、この誓約のせいで、次のローテーションでくる新しい隊員たちは現地に来てからまた一から覚えなおしなどという事になったそうです。
    ですが、その後「ダイレクトアクション・シールチーム」という現在のSEALの任務そのもののチームが編成され、その際の戦闘のノウハウに関しては後輩たちにフィードバックする必要があったため、訓練する事が出来たといった事だったそうです。

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コメント: 全1件

from: Knob Turnerさん

2010年10月09日 02時17分07秒

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「Re:SEAL 創設話」

こんばんは〜

荒谷一佐、さすがは創造的な思考の持ち主です。
グリンベレーへ留学ということは、Qコース(特殊部隊資格課程)を卒業したんでしょうか。
日本人としては故三島軍曹に次ぐ特殊部隊タブの持ち主ですね!


予備役士長さん、フォローありがとうございます(^^)

> 中には、「フロッグマンが好きで入ったのに、何で移動なんだ!」とこぼす者もいたそうですが、それもそのはず、できたばかりのその部隊は何をやる部隊なのか全く知らされていなかったそうです。なんと一緒に配属になるチームの副官である将校ですら知らなかったそうです。
オリジナルメンバーの一人、Lenny Waugh氏のことですね(笑)
SEAL創設に燃えるRoy Boehm大尉によってUDT-21から突然引き抜かれた彼は、"I joined the Navy to be a frogman, I'm not sure I want to be a SEAL."(俺はフロッグマンになるために海軍へ入ったのに、SEALなんて知らねぇよ!)とボヤいたとか(^^;

また、同じくBoehm大尉が引き抜いたRudy Boesch兵曹長は"Mr. Boehm, what in hell is a SEAL?"(大尉殿、SEALとは一体何なんです?)と質問したところ、"It stands for SEa, Air, and Land. That's all I can tell you now. The rest of it's secret."(海・空・陸のことを表している。俺が今教えられるのはそれだけで、残りは秘密だ)との返答だったそうです。

> 興味深いのは、3軍の壁のようなものがなく、必要な教育は垣根を越えて習得しに行っていたという事ですね。
これは非常に良いことですよね!
特殊作戦に必要な技能を片っ端から修得するという、いかにも“SEAL精神”が表れてる感じです。

画像は、当時のフォートブラッグでHALO訓練を受けているSEALチーム2の面々(写真中央のセーラー服の集団)と、グリンベレーの教官達です。彼等はSEALとして初めてHALO課程に参加したメンバーですね。
SEALの前列左から二人目が先ほどのLennie Waugh氏で、正面のお犬様は当時チームで可愛がっていたジャーマンシェパードなんだそうです(^^)

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