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  • from: Knob Turnerさん

    2013年07月10日 01時22分34秒

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    IRA潜入スパイ

    皆様、暑い日々が続く中いかがお過ごしでしょうか?

    最近観たDVDとニュースネタを少し。

    「インファナル・ミッション -テロ組織潜入スパイの真実-」という作品を見つけましてレンタルしてみました。
    少しB級感の漂うタイトルですがその物語は実話ベースで、実在したIRA潜入スパイの回顧録を映画化したものです。

    主人公Martin McGartland氏(仮名?)は北アイルランドのベルファスト生まれで盗品を売り歩いて生計を立てる青年でしたが、ある時、RUC(王立アルスター保安警察隊=北アイルランド政府の治安組織)に逮捕されます。
    彼は取り調べを受けますが、その様子を別室から観察していたとあるRUC情報工作担当官は窮地に立たされても動じない精神力の強さと機転の良さを見抜き、彼をIRAの潜入スパイに仕立て上げようと考えます。
    最初は英国政府やその手先とみなすRUCに反発しながらも報酬のためにスパイを引き受けたMcGartland氏でしたが、IRAへ浸透しそのやり方を目の当たりにするうちに使命感が芽生えていきます。
    彼は次第に組織内で信用を得ていき幹部の側近にまで登り詰め、ある大規模なテロ計画の情報を治安組織に流してその阻止と自身の身柄保護を訴えます。しかし、治安組織側がそれを無視した結果、スパイであることが暴露してしまい、彼は命辛々逃亡します。
    実はこの時、もっと上位のIRA幹部の中にSS/MI5(内務省保安部)のスパイがおり、その存在がバレるのを防ぐためにMcGartland氏を「生贄」にするという決定が下っていました。彼のハンドラーだったRUCの情報工作担当官は最後までそれに反対したそうですが、組織内の政治力学には勝てずSS/MI5の思惑通りになってしまったようです。

    以後、今現在でもMcGartland氏は風貌や名前、身分を変えながら世界中を転々としており、故郷に残してきた妻子にも二度と会えない逃亡生活を送っているそうです。
    もちろんIRA側も暗殺チームを次々と送り込み、McGartland氏はこれまで2度の襲撃を受け、その身に6発もの銃弾を受けながら奇跡的に生き延びています。

    IRA(厳密にはプロヴォと呼ばれるPIRA=IRA暫定派)が武装闘争路線を完全破棄して数年経ちますが、RIRA(真のIRA)など“IRA”の名を受け継ぐ分派組織により今でも命を狙われ続けている彼に安息の日は訪れるのか。。。
    これは一人の男性の壮絶な半生であり、観ていて鳥肌が立ちました。

    McGartland氏は2005年、自身の安全確保義務を怠ったとしてSS/MI5を告訴しています。
    また、彼がIRAのスパイとして活動していた間に流した情報によって阻止されたテロ計画は大小合わせていくつもあり、少なくとも50人以上の命がそれで救われたといわれています。

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コメント: 全3件

from: H-2さん

2013年07月20日 22時25分10秒

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はじめまして、ポコペンペンさん。
H-2といいます。

掲示板の話題は特殊部隊に限定されているわけではありませんので、どうか気軽にコメントして下さい。
映画や小説、社会情勢など、どんな話題でも結構です。
日数がかかるかもしれませんが、基本的には必ず返信します。
また御質問等があれば、私でよろしければ答えられる範囲で回答しますし、もしかしたら他のメンバーの方々が回答してくれるかもしれませんね。
それでは今後とも、宜しくお願いしますm(__)m。

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from: ポコペンペンさん

2013年07月20日 07時01分55秒

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初めまして!
ポコペンペンです!

ここの提示版はすごく面白いと思ったので参加させていただきました!
よろしくです!

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from: H-2さん

2013年07月17日 11時48分42秒

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こんにちは、Knob Turnerさん(^_^)。

この映画、凄いストーリーですね。
しかも実話と聞いて、さらに驚きました。
諜報機関を扱ったノンフィクション小説を読むと、この手の潜入工作員は「協力者」などと呼ばれており、途中で切り捨てることなく、最後まで面倒を見るのが大原則のようです。
一度「切り捨てた」という事実が広まってしまうと、他の協力者からも信用を無くし、誰もその機関に協力しなくなるからだそうです。
そういう意味では、より大物の協力者を守るためとはいえ、MI5は致命的なミスを犯したと言えるでしょう。
イギリスの諜報活動の実態が裁判で明らかにされてしまったら、目も当てられません。
また、McGartland氏は何度も暗殺されかかっているとのことですので、このような事態を避けるためにもイギリス政府が責任を持って保護する必要があると思います。

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