こんにちは。

＞救命病棟2002にSST隊員が装備している催涙剤の発射銃の名前なんかわかりますでしょうか？
それと実際にもあれとガスマスクを装備しているんでしょうか？

「救命病棟24時」というドラマで、2002年に公開されたスペシャル版に、海上保安庁の特殊部隊SSTが登場する場面があるという事ですね？
このドラマで登場した催涙剤の発射銃については、実際の映像が確認できないため、名称は分かりません。
ガスマスクに関しては一般論になりますが、ガス銃を使用し、突入を行う特殊部隊であれば、大抵は装備しています。

＞救命病棟2002にSST隊員が登場するのですが実際にあんな感じでしょうか（装備や作戦など色々な面において）？

このドラマでSSTが登場する場面を、ツイッターに掲載している方がおられましたので、以下にリンク先を記載します。

https://twitter.com/paramilipic/status/735136796149846019

リンク先には4枚ほどドラマの画像が掲載されており、劇中のSST隊員は「M16、M4、FAMAS、キャリコM100、UZI等多種多様な銃器を装備していることが明らかとなった。」とのことです。
装備に関しては完全にフィクションでしょう。
番組制作会社が保有していたトイガンかプロップガンを、とりあえず持たせたような装備です。
戦術についてはこのドラマを見ていないため不明ですが、ガス銃で船内に催涙弾を撃ちこみ、ガスマスクを着けた隊員が突入し、犯人を制圧、人質を救出するという内容ではないかと思います。
状況に応じて閃光弾を使用したり、事前に配置された狙撃班が狙撃を行うこともあるのでしょうが、基本的な戦術は間違っていないと思います。

以下は余談的な話になります。
このドラマが放送されたのは、2002年の12月です。
2002年といえば、この年に発行された軍事誌「コンバットマガジン」の8月号に、韓国海洋警察特攻隊（SSAT)と、海上保安庁SSTの合同訓練の記事が写真付きで掲載されました。
ですから、ドラマが放送された2002年は、海上本庁がSSTの訓練の公開を決定した年です。
また、このドラマはエンディングで「協力、海上保安庁」とのテロップが表示されたそうです。
海上保安庁がどのように番組制作に協力したのかは判明しません。
ですが、先に書き込んだように、2002年は海上本庁がSSTの訓練の公開を決定した年であったため、番組制作者は海上保安庁から「装備の詳細は公表できないが、海上保安庁には船舶乗っ取り事件に対処するための特殊部隊が存在する」といった内容のアドバイスを受けたのではないかと思います。