新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

特殊部隊同好会

特殊部隊同好会>掲示板

公開 メンバー数:50人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: H-2さん

    2018年07月01日 11時31分50秒

    icon

    富山県における交番襲撃、拳銃奪取事件について

    こんにちは。
    最近は梅雨も明けて暑くなりましたね。
    皆様いかがお過ごしでしょうか。

    今回は、先日、富山県で発生した交番襲撃事件について書き込みます。
    特殊部隊という話題からは若干外れてしまいますが、御容赦下さい<(_ _)>。
    この事件では、警察官と警備員の方がお亡くなりになりました。
    亡くなれれた方の御冥福をお祈ります。
    ここ数日間、報道で大きく取り挙げられているので、事件の概要は皆様も御存知だと思いますが、現在判明している事実関係をまとめて、以下に記載します。

    6月26日、富山県警富山中央署の46歳の警部補と交番相談員が交番で勤務中、交番の裏口ドアを叩く音が聞こえ、警部補がドアを開けたところ、刃物を持った21歳の男に襲われました。
    警部補を襲った時、犯人はナイフや山刀、斧など複数の刃物を所持していました。
    警部補は、腹部を中心に数十カ所を刺され、拳銃を奪われます。
    男は奪った拳銃で発砲し、銃弾は警部補の手の平を貫通しました。
    交番相談員は、当初、警部補と共に男の襲撃に対応していましたが、警部補が抑えきれなかったために、交番の電話を使用して110番通報しました。
    通報の途中で銃声が聞こえたため、交番を出て、向かい側の店に110番通報を依頼します。
    男は、拳銃のつり紐を切断して拳銃を奪い、裏口ドアから交番の中に入り、誰もいなくなった交番内を物色した後、交番から約100メートル離れた小学校に移動します。
    その後、男は小学校から道路を挟んだ場所で立膝の状態になり、小学校に向けて拳銃を2発、発砲します。
    発砲後、男は道路を渡り、小学校の正門付近で交通整理を行っていた68歳の警備員に駆け寄り、再度拳銃を発砲し、1発が警備員の頭部に当たりました。
    その後、男は弾の無くなった拳銃を捨てて、小学校の敷地内に侵入しますが、110番通報を受け、駆け付けた警察官が発見します。
    警察官は男に「止まれ」と声を掛けますが、男が刃物を持った状態で向かってきたため拳銃を発砲、銃弾は男の左脇腹に当たり、男を逮捕しました。
    襲撃を受けた警部補と警備員は病院に搬送後、亡くなりました。
    男は重傷を負いましたが、会話できる状態であり、犯行の動機などは現在も捜査中です。
    男は交番を襲撃する直前に、アルバイト先で上司を殴り、肋骨を折る怪我を負わせ、職場を抜け出していました。
    また男は元陸上自衛官であり、駐屯地で2年間勤務していました。
    今回の事件を受け、警察庁では新型拳銃入れ(ホルスター)の前倒し配備を決定しました。本来は2020年に配備予定だったのですが、前倒しで配備するとのことです。
    新型拳銃入れは、装備している警察官の方向からしか抜けない構造になっており、詳細の公開はしないとのことです。

    事件の概要は以上になります。
    警察官の拳銃が奪われ、一般の方が殺害されるという、大変衝撃的な事件です。
    以下に、素人の個人的な感想を記載します。

    報道によれば、交番の裏口のドアは、すりガラスの窓が付いており、外部の見通しは悪い状態であったとのことです。
    今回の事件のように、不意に襲われる事を考慮すると、交番の裏口ドアを叩かれたとしても、不用意に開けることは、とても危険だと思います。
    また、交番には警部補の他に、交番相談員の方も勤務していました。
    交番相談員は警察を退職したOBの方が配属されています。
    道案内や落とし物の届け出などの業務を担当していますが、高齢な方が多く、身分も警察官では無いため、拳銃や警棒は装備していません。
    相談員に警察官と同様の制圧能力を期待することは不可能だとしても、せめて催涙スプレーやスタンガンを勤務中に携行させた方が良いのではないかと思います。
    また、新型拳銃入れについては、東京オリンピックに合わせて配備する予定だったのでしょうが、前倒しで配備するとのことです。いつ頃配備するかは不明ですが、おそらく今年の秋か、2019年初頭あたりから配備が始まるのではないかと思います。導入されれば、全国の警察官の拳銃入れが大きく変わることになります。
    新型の拳銃入れは未だ配備されておらず、詳細な構造は公表しないとのことなので、現時点で、どのような拳銃入れになるのかは、全く不明です。
    ですが、海外のメーカーが販売している拳銃入れは、相手に奪われない構造を工夫し、「セキュリティレベル」を設けています。
    以下に、拳銃入れの構造を分かりやすく解説しているサイトを掲載します。
    ミリタリーショップ「レプマート」のサイトです。

    https://repmart.jp/user_data/holster_lv.php

    日本の警察が参考にするとすれば「レベル3」の拳銃入れでしょう。
    拳銃を覆うカバーも、レバーを押さなければ開かない構造になっています。
    この構造を採用するのであれば、警察が採用している回転式拳銃(ニューナンブ、エアーウェイト、サクラ)にサイズなどの規格を合わせる必要があります。
    また修理などを考慮すれば、海外メーカーに依頼するより、国内メーカーに製造を依頼する可能性が高いと思います。
    これらの拳銃入れはポリマーやカイデックスなどの素材で製造されており、もし、このような拳銃入れが採用されるのであれば、日本の警察が長年に渡って使用してきた革製の拳銃入れは、無くなるのかも知れません。
    また、拳銃入れを変えた場合、警察官は複数のレバーやボタンを押して、素早く拳銃を抜くことが必要となるので、訓練を繰り返して、練度を上げることが重要になると思います。

    今後、この事件の詳細な検証が行われ、警察庁が全国の都道府県警察に対して色々な指示を出すのでしょうが、警察官が拳銃を奪われ、死亡するような事件は、二度と起きてほしくないと思います。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件