こんにちは、Panda51さん、ICBMさん(^_^)。
恐縮ですが、途中から議論に参加させて頂きます<(_ _)>。

＞その上で質問です。もしも、テロリストがRPGやAK-47などを所持して籠城した場合SATに鎮圧できるでしょうか？

個人的には、テロリストの人数によると思います。
2015年に都道府県警察の銃器対策部隊に自動小銃が配備されました。
これは同年パリで発生した同時多発テロを教訓として、市街地で自動小銃を乱射しながら移動するテロリストを制圧するための措置です。
パリのような事態を想定したテロ対策訓練も行われていることから、数名程度のテロリストが自動小銃を乱射するような事態であれば、日本の警察でも対応は可能でしょう。

また、RPGを所持したテロリストに対しては、おそらく遠距離からの狙撃で対処するのではないかと推測されます。
RPGは車輌や建物を破壊する威力がありますが、命中精度が悪く、正確に当てるには扱いに熟練した者でも、有効距離は１５０メートル程度までであり、確実に当てるには８０メートル前後で使用すると言われています。
RPGは発射時の逆噴射（バックブラスト）が目立つため、1発撃つと相手に位置がバレるという欠点もあります。
また弾頭も重く、かさばることから、個人が大量に弾頭を携行することはできません。

以上の事からRPGは、重要施設や車両を破壊するためには有効かも知れませんが、テレビゲームに出てくるような「無敵の対人兵器」ではありません。
RPGを携行しているテロリストを発見した場合、１５０メートル以上の距離を取って、狙撃で対応するという方策が考えられることから、特殊部隊（SAT）では、このような対策が確立されている可能性は高いと思います。

実際にはRPGを所持したテロリストがいると分かれば、自衛隊が治安出動する可能性もありますから、自衛隊と警察の特殊部隊（SAT）などが合同で対処するのではないかと思います。

Panda51さん、あくまでも私の私見に過ぎず、お見苦しい乱文失礼いたします。、

＞その上で質問です。もしも、テロリストがRPGやAK-47などを所持して籠城した場合SATに鎮圧できるでしょうか？

上記の質問ですが、何とも言えませんし、明確な線引きはしない方が良いと思っています。
理由は「テロリストの籠城」と一概に言ってもそのバッググラウンドやその達成目標、錬度、士気、籠城したとされる建築物、兵站、時期、気象等々、様々な要因で状況が変わってくるからです。

ICBNさん、ありがとうございます。暴力団ですら倉庫にHEAT弾が装てんされたRPG-26を隠し持っていたくらいですから、テロ組織や武装工作員が持ってないわけないですからね。

その上で質問です。もしも、テロリストがRPGやAK-47などを所持して籠城した場合SATに鎮圧できるでしょうか？

こんにちは。ICBMです。
個人的に思うところがあるので私なりに回答してみたいと思います。

さて、「対馬で武装工作員による重大テロ事件が発生し、警察署で対応できない場合は、長崎市に隊舎がある長崎県警機動隊と、福岡県警の特殊部隊（SAT）が出動することになるでしょう」と去年11月28日のトピでH-2さんが回答されていていましたので質問させていただきます。

これは間違いなく機動隊もSATも出動します。

＞ここで疑問に思ったのは武装工作員による重大テロ事件に「長崎県警機動隊や、福岡県警の特殊部隊（SAT）が出動する」という部分です。まず、本邦に武装工作員が上陸しテロ事件を起こした場合に投入され鎮圧する部隊は陸上自衛隊の特殊作戦群や西部方面隊でないのですか？

基本的にテロ事件は犯罪行為ですので警察力で対応します。警察力で対応しきれない場合には自衛隊の治安出動となり、警察と自衛隊共同で国内法令を遵守しながらテロ事件の鎮圧･犯罪者の逮捕を行います。
武力攻撃事態が認定され、防衛出動となった場合は武力紛争法が適用され、警察官は原則戦闘行為に参加できなくなりますので機動隊もSATも出動はしません。
武装工作員によるテロ行為の場合、いきなり治安出動のステップを飛ばして防衛出動となる事はまず有り得ないでしょう。
従って機動隊もSATもテロ事件発生の際には出動し、鎮圧･逮捕の任務に当たるでしょう。

＞それに、長崎県警機動隊や福岡県警の特殊部隊（SAT）が投入されたところで鎮圧できるとは思えないです。その理由は、まず武装工作員の保有する武器として考えられるのは、成形炸薬弾を装填したRPG-7やAK-47自動小銃、手りゅう弾などを装備している可能性が高く、警察の装備では到底鎮圧できる相手ではないと思うのですが？

一般の警察力では治安を維持することができないと認められる場合ですが、これには量的な警察力の不足と質的な警察力の不足の2種類があり、上記の工作員の推定装備火器を理由とするならば質的不足に伴う治安出動となるかと思います。
武装工作員の装備品が上記の自動小銃やロケット発射器、手榴弾等と明確に判明し、質的な不足から治安出動となったとしても自衛隊、警察共同で対処することになるでしょう。

つまりは武力攻撃事態認定がされて、自衛隊が防衛出動とならない限りは、機動隊もSATも所轄の警察官も必ず出動にすることになるということです。