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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2012年11月29日 07時35分56秒

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    傑作選(11) ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの「マギの礼拝」

    この作品はウッフィツィ美術館にあります。金が沢山使われており、光り輝いているので遠くからでも非常に目立ちます。

    豪華絢爛にして繊細で装飾性溢れた傑作で、凄いとしか言いようがありません。

    非常に人気が高く、ツアーでも必ず説明されるようで、この作品の前は大体混雑しています。

    私にはこの部分に魅力を感じます。
    年代と署名があるので、1423年、ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノの制作で間違いありません。ストロッツィ家がサンタ・トリニータ教会のパッラ・ストロッツィ礼拝堂を飾るために注文したものです。パッラ・ストロッツィ礼拝堂は、現在教会の聖具室となっています。

    「マギの礼拝」部分に目が行ってしまうのは仕方がありませんが、素晴らしい裾絵にも目を向けない手はありません。向かって左端の裾絵「キリスト生誕」です。

    真ん中は「エジプトへの逃避」です。

    向って右端の裾絵は「キリストの教会への出現」です。
    これが問題と言おうか、いわく因縁がある裾絵なのです。ウッフィツィ美術館で展示されている、この部分が真作なのか、私には分かりません。随分前になりますが、この部分の裾絵だけがルーブル美術館の保有で、ルーブルで展示されていたと思います。最近、ルーブルに入ったことがないので、現状が分かりません。この作品画像も例によってWeb Gallery of Artからの転載ですが、その表示では相変わらずルーブル美術館の保有となっています。フランスが返還したのでしょうか?
    裾絵の一部をフランスに持って行っても、その意味や意義が分かりませんが、ともあれ経緯はこのようになっている訳です。

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