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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年01月30日 09時06分07秒

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    美術館・教会巡り(88) スポレート、教区博物館

    今回はウンブリアで貴重な展示を誇るスポレートの教区博物館です。

    大司教公邸の入り口です。

    公邸の狭い中庭です。

    公邸中庭に面して教会らしき建物がありますが、旧Sant'Eufemia教会です。

    中庭に小さな回廊があります。

    博物館の入り口です。
    大司教公邸と教会が博物館になっており、全部で11室の展示室からなっています。
    教会部分を除いて内部は撮影禁止なので、内部などの写真は博物館のHPから転載させて頂きます。

    第一展示室です。絵画、彫刻などの展示の素晴らしさに加えて、大司教公邸の内部装飾の見事さも堪能できます。

    第二展示室です。以前、ここに来た時ですが、この展示室で聖職者の会議が行われて見学することが出来ませんでした。従って、この部屋の展示を見るのは今回が初めてという事になります。
    各展示室の写真をこれ以上掲載しても仕方が無いので、この辺で止めましょう。

    フィリッポ・リッピの「幼きキリストへの崇拝」です。作品画像があるのはこれだけです。
    では教会部分に行きましょう。再びここからは私が撮った写真となります。

    教会の二階から撮りました。柱が新しいので、博物館として使用するために近年、改造されたように思います。

    一階から撮った主祭壇です。

    ウンブリア地方の教会から集められた磔刑像が展示されています。



    凄いですね。薄暗い中で磔刑像ばかりに囲まれて、入館者は私一人、じっくり鑑賞できる点は良かったですが、しまいには何やら薄気味悪いような気がしてきました。

    絵画付きの磔刑像です。
    これ以上磔刑像を掲載しても仕方がありません、この辺で止めましょう。

    気分を変えて、退館してから教会の写真を撮りました。
    さて、最後に例によって私が傑作・秀作と思う作品をリストアップして、この項を終わることにしましょう。
    フィリピーノ・リッピ:「玉座の聖母子と聖モンターノと聖バルトロメオ」
    ネッリ・ディ・ビッチ:「聖母と聖セバスティアーノとバーリの聖ニコラ」
    ドメニコ・ベッカフーミ:「幼きキリストへの崇拝」
    バルトロメオ・ダ・ミランダ:「聖母と聖ジョヴァンニ・アルチヴェスコと聖女ルチア」(帰属)
    セバスティアーノ・コンカ:「聖家族」「聖母の誕生」
    アンドレア・ダ・カルダローラ:「受胎告知」
    スポレートで病に倒れたフィリッポ・リッピ、そして愛妻ルクレツィアとの一粒種フィリピーノ・リッピの二つの作品がこの博物館の珠玉とも言える傑作でしょう。美術ファンなら見逃せない博物館だと思います。

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