エンポリに初めて行ったのは今から10年以上前の事です。
中世の頃、フィレンツェ～ピサ間でアルノ川を利用した水上交易が盛んでしたが、その中間にあるエンポリは交易の中継基地として栄えました。

エンポリは、鉄道でもフィレンツェ～ピサのほぼ中間にあり、フィレンツェ又はピサから電車に乗って30分ほどでエンポリに着きます。

エンポリの駅舎です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ故郷であるヴィンチ村に行きたくなって、その時、初めて降りたのがエンポリ駅でした。エンポリからバスに乗って20分ほどでヴィンチに着きます。

駅前広場です。
ヴィンチ村への遠足の帰りにエンポリの街を散策しましたが、意外に多くの見所があるので、それ以来、2，3年に一回くらいの頻度で訪れるようになりました。

街の中心地に向かいます。

周辺に工業団地があり、工業都市としての性格が強いエンポリです。

この辺から旧市街が始まります。

市庁舎です。

マゾリーノのフレスコなどお宝芸術品が沢山あるサント・ステファノ教会です。時計は動いていません。

この辺が街一番の繁華街です。長い昼休みが終わって、夕方の営業が始まった時間です。

工場で働く人たちが多いエンポリでは、工場の就業時間が終わるまでは人通りが少ないのです。

街の中心ファリナータ・デーリ・ウベルティ広場です。

サンタンドレア参事会教会です。

傑作・秀作が展示されている参事会教会付属美術館です。

広場は閑散としています。

有名な噴水が広場にありますが、名前を思い出せません。市のガイドブックを見れば分かりますが・・・

ここが開いているのを見たことがありません。

広場から北に向かいます。

教会ですが・・・・

教会(修道院部分です）の中庭です。実は、この建物は教会としての機能を終えて、現在は学校となっています。

放課後なので学生の姿は多くありません。
イタリアでは、教会や歴史的建造物を校舎として使用しているようです。

最近、エンポリでは中国人を多く見かけます。中華レストラン、中国の食材を売る店などが増えています。

イタリアでは、外国人の就業が簡単に認められるのでしょうか？

マドンナ・デル・ポッツォ教会です。

ポッツォ広場です。

工場就業者が多いので、近代的な建物を多く見かけます。

ヴィンチ村に行かれる方々に、エンポリの街を少し散策することをお勧めします。