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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年06月21日 14時16分23秒

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    街歩き(23) パヴィア

    地元の人は「パヴィーア」と言っているように聞こえますが、「パヴィア」とどっちが正しいのでしょうか?

    パヴィアはロンバルディア州パヴィア県の県都で、非常に豊かなコムーネとして知られています。

    駅舎です。
    イタリアの国民一人当たりの年間所得を100とすれば、ロンバルディア州は133だそうですが、パヴィアは146と更に上を行きます。

    駅から旧市街に向かう通りです。
    歴史あるパヴィア大学との産学共同によって、郊外での工業発展などに加えて、肥沃な土壌による農産物が豊かさを生み出しているそうです。

    旧市街の入り口ミネルヴァ広場です。

    広場にあるのは勿論「ミネルヴァ像」です。

    裁判所です。
    15-18世紀に建てられた建物は県や市の庁舎として使用されています。

    サンタ・マリア・デル・カルミネ教会です。

    ドゥオーモです。

    街の中心ヌオーヴァ通りです。

    街の繁栄は裏通りを見れば大体分かります。
    これが南イタリアとなると、一歩裏通りに入ると貧しさを感じてしまうのが普通です。ご参考までに先ほどの一人当たりの所得を示すと、カラブリア州が54、バジリカータ州が56、カンパニア州が65、シチリア州が66、プーリア州が71だそうで、下位5州は全部南イタリアの州が占めているそうです。これが所謂南北問題の根源なのでしょう。(先のセミナーでの配布資料によります)

    この裏通りにヴァイオリン工房がありました。

    16世紀に建てられたクーラ・モベッリ邸ですが、市の観光案内に載っている理由が分かりません。

    サン・ミケーレ・マッジョーレ教会です。以上の3教会については、既に「美術館・教会巡り」で触れました。

    街の南を流れるティチーノ川です。

    ティチーノ川に架かるコペルト橋です。

    1944年、橋は空爆によって破壊され、現在の橋は戦後に再建されたものだそうです。

    中央の建物は11-12世紀に建てられた「アクィラの塔」です。塔が建てられた時、左右の建物は無く、塔は今よりも高ったそうです。

    塔の一階はオステリアになっています。

    ヌオーヴァ通りを大学の方に向かいます。

    パヴィア大学です。

    大学本部の入り口です。

    大学の中に入れます。この像は誰?

    大学の学舎は分かれており、その前に有名な卒業生の像が置かれています。

    フラスキーニ劇場です。

    劇場ではオペラ、コンサートなどが上演されています。非常に質が高いのが特徴で、ミラノ・スカラ座に出演する歌手がここで歌っています。

    ヴィスコンティ城です。

    場内です。
    豊かな自然、豊富な食材と美味しい料理、現代と中世が見事にマッチしているのがパヴィアで、私にとっては何回でも行きたい街の一つです。

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