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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年07月20日 16時24分18秒

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    傑作選(74) アンニーバレ・カラッチの「聖なる家の移転」

    ロレート巡礼に行かれた方は、多分「聖なる家の移転」を身近に感じられることでしょう。
    「聖なる家の移転」は定番というべき画題で、多くの画家が手掛けていますが、中でもアンニーバレの作品は明快な解釈が光る傑作だと思います。
    「聖なる家」については、美術館・教会巡りのロレートで詳しくやったので、ここでは触れません。

    この作品を傑作選に出すとは何事か、とお叱りを受けそうですが、「好きなんだから仕方がない」が私の答えです。でも、アンニーバレの作品にしてはやや違和感があるのです。
    この作品の制作は1605年頃で、アンニーバレの鬱病がそろそろ発症していたと思われる時期でした。近年、この作品の修復の際、レントゲン照射が行われ、その結果、この作品には少なくても二人以上の手になることが判明したそうで、恐らく弟子のドメニキーノが助手を務めたという説が有力となっているようです。違和感の元はこれなのかと合点がいった次第です。

    この作品ですが、ローマのChiesa di Sant'Onofrio al Gianicolo(サン・ピエトロ大寺院の近くにあります)にあります。

    この教会は幾つかの傑作を見ることが出来る、まあ小美術館に匹敵するといっても過言ではないと思います。
    思いつくだけでもピントゥリッキオ、ドメニキーノ、チェーザレ・ダセスト、ジョヴァンニ・バリオーネ、ヤコポ・バッサーノ、アントニアッツォ・ロマーノらの作品があるのですから。

    そのうちに、この教会は美術館・教会めぐりで触れるつもりです。ただ、ローマの教会をやるとなると数が多すぎてエンドレスになるかも知れないので、逡巡しています。

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