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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年11月10日 16時35分09秒

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    傑作選(76) マルコ・パルメッツァーノの「聖母子と四聖人」

    今年になって、注目するようになった画家がマルコ・パルメッツァーノ(1460フォルリ生まれ~1539フォルリで没)です。特に10月の旅で、ミラノで彼の作品を幾つか観るうちに、私が大好きなチーマ・ダ・コネリアーノに匹敵する画家と思うようになりました。

    「玉座の聖母子と洗礼者ヨハネと聖ピエトロと聖ドメニコとマグダラノマリア」(1493) ミラノのブレラ絵画館にあります。

    フォルリの先輩画家メロッツォ・ダ・フォルリに師事してから、1490年代になってローマ、ヴェネツィアを訪れてから、次第にヴェネツィア派に傾倒するようになりました。
    当初は、師匠であるメロッツォの影響を受けた画風でしたが、徐々にヴェネツィアン・スタイルの画風に転じ、最終的にジョヴァンニ・ベッリーニとチーマ・ダ・コネリアーノの強い影響を受けた画風になりました。
    マルコが最も得意とした聖会話形式のこの作品は、残っているマルコの作品の中では初期に属するもので、メロッツォの影響が薄まってヴェネツィア派に移行しつつある時期に描かれました。
    明るくて豊かな色彩を駆使しながら、師匠譲りのピエロ・デッラ・フランチェスコを思わせる安定した構図、詩情的な表現などが素晴らしいと思います。
    尚、メロッツォ・ダ・フォルリは、ピエロ・デッラ・フランチェスカの協力者でした。

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