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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2013年11月13日 10時01分38秒

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    美術館・教会巡り(192) チッタ・ディ・カステッロ大聖堂・付属美術館

    今回は、Cattedrale dei Santi Florido e Amanzioとその付属美術館です。

    ドゥオーモの鐘楼が見えてきました。

    Campanile Rotondoと呼ばれる、11世紀に建てられたロマネスク・ビザンチン様式の円筒形の鐘楼は、再建前のもので、現在、大聖堂の鐘楼としては使用されていません。

    身廊はPiazza Cabriottiに面しています。

    身廊外観


    入口はファサード側と身廊の二か所です。こちらは身廊における入口

    後陣外観

    6世紀頃、この地に、聖ステファノに捧げられた初期キリスト教会が前身ですが、7世紀に司教フロリードによって、聖ロレンツォに捧げる教会として改築されました。

    司教フロリードは、11世紀に聖人に列せられ街の守護聖人となりました。それを機に教会は再建されることになりました。ところが15世紀に大地震に見舞われ、大きな被害を受けたので、建て替えられ事になりました。
    二度目に再建された建物は1494年に創建、奉献が1529年、完成が16世紀中頃でした。
    その間、聖Amanzioの遺物を受けたので、司教座教会は聖人二人に捧げられることになりました。

    ファサード前は公園になっています。

    ところが、18世紀の大地震によって再び崩壊してしまい、建て替えられることになりましたが、崩壊前の姿を出来る限り留めるように建設された建物が、現在の姿だそうです。

    ファサード横に付属美術館の入り口があります。

    三廊式ですが、何度か再建されたので、様々な様式の折衷となっています。

    右側廊

    左側廊

    天井です。
    時間が無くなってきたので、一旦、ここで切ることにします。
    (続きます)

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from: シニョレッリさん

2013年11月14日 08時07分33秒

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チッタ・ディ・カステッロ大聖堂・付属美術館 (続き)

聖堂内には沢山の祭壇画がありますが、それには幾つかの傑作や秀作が含まれています。でも、残念なことに二点の作品を除いて制作者等の説明が聖堂内にもないし、買い求めたパンフレットにも掲載されていないのです。
主祭壇です。

主祭壇の左右の壁に掲げられた祭壇画は、いずれもラッファエリーノ・デル・コッレの作品です。

これもラッファエリーノの作品

後陣のフレスコ画が素晴らしい!

付属美術館の展示が秀逸なので、美術館の方に注力している感じです。だから、聖堂内の美術作品二は意外に無頓着なのかも知れません。


クーポラのフレスコ画も中々のものです。

ポマランチオの作品
以下の作品は分からないので、注釈や説明なしで写真だけを掲載することにしましょう。





















キリが無いので、この辺にしましょう。
ここは祭壇画の宝庫ですね。
では、付属美術館に行きましょう。

ファサードの隣、つまり司教館が付属美術館になっています。

美術館は撮影禁止なので、付属美術館のHPから作品画像を拝借することにしましょう。
これはロッソ・フィオレンティーナの「栄光のキリストの昇天」

ピントゥリッキオの「聖母子と聖ジョヴァンニーノ」

ジュリオ・ロマーノの「天使」(フレスコ断片)
作品画像は以上の三点だけです。
ともあれ、大聖堂と付属美術館は見所が沢山あって、美術ファンにとっては貴重な存在でしょう。

付属美術館を出たら、別の広場でした。

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