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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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  • from: シニョレッリさん

    2014年03月23日 15時56分26秒

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    傑作選(79) アントニオ・カノーヴァの「三人の美徳の踊り」

    アントニオ・カノーヴァといえば、新古典主義の代表的な彫刻家ですが、暇潰しとは過言ですが気晴らしに描いた絵画も素晴らしいものがあります。
    彫刻は、立体的ですから写真で作品を紹介しても、実物から受ける感動とか、圧倒される感じなどとは乖離してしまいます。
    と言う訳で、彫刻ではなく、敢えて数少ないカノーヴァの絵画の中から、「三人の美徳の踊り」(1799c)を選んだ次第です。

    ポッサーニョPossagno(ヴェネト州トレヴィーゾ県)のCasa di Canovaにあります。
    尚、カノーヴァは、1757年にポッサーニョに生まれ、1822年にヴェネツィアで没しました。

    黒い背景に鮮やかな色彩で三美神を浮かび上がるように描いた、繊細で優美極まりない傑作ですね。
    これと同じものを彫刻で作品を残しているので(彫刻の方は絵画の後で制作されました)、絵画は彫刻の構想を練るための前段階として描いた可能性があるのではないでしょうか。

    カノーヴァを私が尊敬して已まないのは、ナポレオンのイタリア侵攻によってフランスに略奪された数多くの芸術品をイタリアに取り戻す活動を行ったからです。彼の努力が切っ掛けとなって、嫌々ながらフランスがイタリアに返還した作品が少なからずあるのです。勿論、返還に応じず、ルーブルなどで展示されている略奪美術品も多いですが。

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