私は、大山康晴１５世名人のファンです。
先生と３時間余ご一緒したことがあります。

新幹線で偶然席が隣り合わせになりました。勿論、先生は私のことは全くご存知ではありません。
ご挨拶させて頂き、数分ほど雑談させて頂きました。

その後、大山先生は、書類や手帳を取り出し、仕事をなさっていました。先生は還暦を越えた頃だったと思いますが、先生の席は正に仕事場でした。
私は、先生から強烈な人間的圧力を感じていました。
先生は、対局中、来客や会議をこなし、来客などの時間は先生の持ち時間から充てていたそうです。

今となっては先生との一時は良い思い出です。