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独断と偏見で楽しむイタリア芸術

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from: シニョレッリさん

2012年09月21日 02時20分22秒

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イタリア以外の旅

今日から10泊、機内1泊の予定で、ロンドン、ミュンヘン、ザルツブルク、ウィーンに行ってきます。今回もイタリアに行くべきか随分迷いましたが、ヨーロッパ各

今日から10泊、機内1泊の予定で、ロンドン、ミュンヘン、ザルツブルク、ウィーンに行ってきます。
今回もイタリアに行くべきか随分迷いましたが、ヨーロッパ各地に点在するイタリア芸術の傑作に再会したいとの思いが強くなり、決めました。イタリア以外の旅に出るのは3年振りです。
オペラですが、上演スケジュールと気に入った演目との関係で、ウィーン国立歌劇場で「蝶々夫人」を見るだけの予定です。
このサイトの更新ですが、原稿を作ったので、人任せになってしまいますが、運が良ければアップ出来ることを期待しています。

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from: シニョレッリさん

2012年10月07日 05時34分16秒

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「イタリア以外の旅(7) ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク」
久し振りのミュンヘンですが、カルロス・クライバーがバイエルン国立歌劇場の指揮台に上がっていた頃には、仕事でも、そしてクライバー目当てに度々訪れていた、言わば私の夢の街でした。然し、折角苦労して日本を飛び立ち切符を入手しても、クライバーの度重なるキャンセルには何度泣かされたことか!!


その歌劇場です。今回は気に入ったオペラの上演が無かったので、パスしました。


ミュンヘンの定番朝食です。白ソーセージ、プレッツェル、そしてビールです。ミュンヘンに来ると、三食ともに何らかのアルコール飲料を飲むことになるので、一週間も滞在すると肝臓が疲れてきます。
あのBMWでも昼飯にビールが出ます。ヨーロッパの会社の食堂では、昼食にワイン又はビールが出るのが普通です。


オクトーバー・フェストの会場です。早い時間なので、閉店中、未だ閑散としています。


からくり時計で有名な新市庁舎です。


こういった通路があちこちにあります。


フレスコは風雨に晒されると退色しますが、ここのは近年修復されたのか、色が鮮やかです。


バイエルン選帝侯の夏の居所だったニンフェンブルク宮殿に行ってみました。


宮殿の祝宴広間天井のフレスコです。


ルートヴィヒ1世が描かせた美人画が36点展示されています。彼の愛妾も含まれています。

さて、アルテ・ピナコテークです。代々のバイエルン選帝侯が集めた作品が展示されており、イタリア絵画に限ってみても傑作、秀作が目白押しです。


ラファエッロの「カニジャーニの聖家族」です。


「メバト」の逸話で名高い、ラファエッロの「テンピの聖母」です。
美術ファンなら「メバト」の説明は不要でしょうね。もし、お分かりにならない方は「メバト、アルテ・ピナコテーク、ルートヴィヒ1世」で検索すると良いでしょう。
ラファエッロでは、この他に「垂幕の聖母」もあります。


ジョットの「最後の晩餐」です。キリストと12使徒がテーブルを囲むと言う、この構図が自然だと思います。後世のドメニコ・ギルランダイオ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アンドレア・デル・サルトなどが採用した構図は不自然に思えますが。
これは多翼祭壇画が分解され、その一パネルです。


ジョットの「磔刑」です。
これも多翼祭壇画の一部です。


フラ・フィリッポ・リッピの「受胎告知」です。
リッピの名人芸がたっぷりと楽しめます。


フィリッポ・リッピの「聖母子」です。
数多ある「聖母子」から10点選ぶとしたら、私なら必ずこの作品を入れます。


レオナルド・ダ・ヴィンチの「カーネーションの聖母」です。
レオナルドの作品もチャンとあるところが、この美術館の凄い所です。


ドメニコ・ギルランダイオの「栄光の聖母と聖人たち」です。


ベアト・アンジェリコの「キリストの埋葬」です。


アントネッロ・ダ・メッシーナの「受胎告知される聖母」です。
アントネッロには、これと対になる、殆ど同じ作品がパレルモ州立美術館にありますが、パレルモの方が圧倒的に有名です。


サンドロ・ボッティチェッリの「死せるキリストを哀悼する聖人たち」です。


ティツィアーノの「聖家族と寄進者」です。


ロレンツォ・ロットの「アレッサンドリアの聖女カテリーナの神秘な結婚」です。


ジョルジョーネの「若い男の肖像」です。

キリが無いのでこの辺で止めることにしますが、傑作ばかりでしょう、行って損になることは絶対にありません。

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