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  • from: 倭寇の末裔さん

    2017年12月23日 10時57分07秒

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    ツキジデスの罠

     「ツキジデスの罠」という言葉がある。
     これは古代の戦史家ツキジデスがが唱えた言葉で、既存の大国が勃興してくる新興大国に対してその地位を守ろうとし、新興大国は既存の大国に潰されないようにするために、既存の国際ル-ルを自国の都合のよいように変えようとする、そのパワ-ゲ-ムの中で軍事的な争いに発展しがちな事状態をいうのである。
     このような危機が、アメリカと新興大国中国の間で起こっているという説がある。ハ-バ-ド大のグレアム・アリソン教授である。
     彼は既存の大国アメリカと新興大国中国との関係を言っているのであろう。その二国が対立関係にあることは確かである。
     また、中国の「一帯一路」の構想や南シナ海を自国の領海視する姿勢になどは国際ル-ルを自分の都合のようように変えようとする点でもツキジデスの罠が当てはまる。
     更に、両国のリ-ダ-、トランプと習均平をみても、強引で無鉄砲な性格はよく似ている。
     しかし、ツキジデスの罠は、古代ギリシャのスパルタと新興アテナイとの争いをみて発想したものであって、その時代の戦争の武器と現代の武器とでは、その威力や多様性、影響力に雲泥の差があるから、そう簡単にツキジデスの罠を当てはめることは出来ない。
     今の大国間の戦争は、陸海空にとどまらず、宇宙も、サイバ-空間も戦場になるし、核兵器も登場することになろう。そうなると、交戦国のみならず全世界が戦渦に巻込まれることになり、人類全滅につながりかねないのだ。そんなことに発展する戦争を起こせるきはずがない。
     習均平もトランプもそれほど気違いでもバカでもないはずである。と、どうなるか、それは先見力、外交力と知恵による陣取り合戦的な覇権配分になるのであろう。しかし、今のところ軍配は習均平に上がりそうな気配である。
     村上新八

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