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カジュアル哲学 (続)

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月30日 09時07分55秒

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    違憲裁判 (1)

     民間の争いで、双方の話し合いで解決しない場合には、提訴して裁判に持ち込んで、その黒白を明らかにするという途がある。
     しかし、国同士の係争問題はそう簡単ではない。
     国家間で長年係争している問題があり、それを巡って軋轢が絶えないのに、相互の主張が平行線のまま、にらみ合いが続いているという問題が少なくない。
     昔であれば、戦争でも始めかねないのであろうが、今日ではそうもゆかない。
     日本では、竹島問題、尖閣諸島問題、北方四島問題などの係争問題があるし、南シナ海に目を転ずれば、周辺諸国間で争っているスプラトリ-諸島問題がある。
     このような国際間の係争問題については、国際司法裁判所が裁く仕組みにはなっているが、それには、裁判を受けることについて、当事者双方の同意が必要であるという条件がある。
     こうなると、係争を持ち込んでも勝ち目がないと思っている国は提訴に同意しないということなる。これでは裁判が成り立たないのだ。
     また、国内の裁判所と違って、国際司法裁判所の判決には強制執行力がない、という判決効力が制限されるという問題もある。
     というわけで、国際間の係争問題には、じれったさを感じるのである。

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月27日 09時21分08秒

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    故郷慕情 (10)

     故郷の訛りを耳にしたり、昔馴染んだ歌謡曲を聴いたり、久しく接触の機会がなかった人に会ったりすると、懐かしいと感じる。
     しかし、過去の苦い経験、苦しかった経験については、それを思いだしても、懐かしいとは感じない。その思い出を振り払おうとするだけであろう。
     懐かしいと思う思い出は、良かった、楽しかった経験ではなくても、心をなごませないような、嫌な経験ではないのである。
     このような、懐かしさを伴う郷愁が懐古的郷愁である。
     郷里から、昔の知人、友人が訪ねてきても懐かしさは感じる。故郷が昔食べなれていた特産の食品が送られてきても懐かしさは感じるであろう。
     しかし、これは郷愁には繋がらない。
     ということは、郷愁を感じさせる主役は、昔のままの故郷の自然、山、川、草原、森林、海、湖なのだと思う。人はその自然の中に包まれた脇役といっても過言ではないと思う。
     これが懐古的郷愁である。
     郷愁に駆られる人も自然の一部なのだからであろう。









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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月20日 10時33分01秒

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    故郷慕情 (9)

    ・郷愁の心理
     この点は郷愁の心理と共通点があると思う。
     郷愁には二つの種類がある。一つは「逃避的郷愁」であり、今一つは「懐古的郷愁」である。
     人は、仕事がうまくいっていて、多忙を極めているようなときに、郷愁の念に駆られるということはない。仕事の面や家庭生活、人間関係などの問題で、ネグレクスティブな心理状態に陥っているときに郷愁の念に駆られるのである。つまり落ち込むとそんな心理状態になるのである。
     これが「逃避的郷愁」である。
     夫婦喧嘩をして、妻が実家に帰りたくなる心理もおなじである。父母は死んで、実家はとうになくなっているのに、郷里に帰ると言い出す場合さえあるという。
     この場合は逃避心理なのである。その逃避心理の内側には、幼児期、幼年期、少年期を通じて、父母、祖父母に可愛がられて、大事に育てられた記憶があり、それが自分の唯一の救いであると思うようなデジャブ-的な心理があるからであろうと思う。この場合は幼児性の残滓であると言っても良かろう。
     

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月19日 08時41分32秒

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    故郷慕情 (8)

     一橋大学でノスタルジア心理実験をやったという、その詳細は省くが、その結論だけを紹介しよう。
     人は、ソ-シャルサポ-トが低下していると知覚すると、孤独感が強まり、ノスタルジア欲求が喚起されるが、ソ-シャルサポ-トが強まると、生きる意味を確認できる心境になることが分かったというのである。
     ソ-シャルサポ-トというのは人とのつながり、とか相談相手があるとか、他からのサポ-トがあるということであろう。
     自分が孤立無援で社会から切り離されているのではないか、という認識がネガティブ感覚を生み、最悪の場合は自殺にまで繋がるという心理の推移は分からないではない。
     そういうネガティブにあるとき、そうでなかった過去へのノスタルジアを喚起さーせ、それが一種の救いの機能を果たすことになるのだ。これがノスタルジアの心理であるとすれば、それは郷愁の心理と共通していると思う。
     地方から都会に出てきている人はも盆、暮や法事の際に、父母に孫の顔を見せる意味も込めて帰郷することが一般的である。それは郷愁を感じて帰郷するのでなく、年中行事としての帰郷である。
     このなうな性質の帰郷でなく、郷愁からの帰郷がある。ここにこそ、郷愁慕情の心理があると思うのである。

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月18日 09時10分45秒

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    故郷慕情 (7)

     故郷思う心は情念的ものばかりではない。
     ちほうと都市間の格差は大きい。三大格差というべきものがある。それは、人口、所得、年齢構成の三つである。
     地方には仕事の場が少ないぱかりでなく、若者は都市に出ていってしまって、残るのは高齢者ばかり、人口は減る一方で、税金徴収学が少ないからどこでも厳しい財政難である。
     この窮状を少しでも緩和しようと2006年に「ふるさと納税制度」が施行された。これは都市で納税者がその税金を故郷に付け替え納税することができる制度である。
     この制度が盛んになり、その恩恵を受けるふるさとではその見返りにふるさとの特産品を送るなどが実施されたために、「ふるさと納税」が一層促進されているという。
     これも望郷心の顕れの一つであろう。
    ・ノスタルジアと郷愁は違う  
     ノスタルジアは郷愁と同義と思われたり、辞書にもそう掲載されているものもあるが、これはた違うと思う。
     「昔はよかった」と過去を懐かしむ心は、その程度の差はあっても、誰しもが持っている。その心情をノスタルジアというのである。
     その過去は、自分自身が経験し、記憶しているなかにあるものである。
     だから、ふるさとの記憶もその何に含まれるが、ふるさとに対しては、なつかしさだけでなく恋しさ、恋慕感があるし、再び戻りようがないノスタルジアとは異なり、単なる過去への懐かしみだけでなく、ふるさとへは戻れる点が大きく違うのである。

     







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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月18日 09時10分23秒

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    故郷慕情 (7)

     故郷思う心は情念的ものばかりではない。
     ちほうと都市間の格差は大きい。三大格差というべきものがある。それは、人口、所得、年齢構成の三つである。
     地方には仕事の場が少ないぱかりでなく、若者は都市に出ていってしまって、残るのは高齢者ばかり、人口は減る一方で、税金徴収学が少ないからどこでも厳しい財政難である。
     この窮状を少しでも緩和しようと2006年に「ふるさと納税制度」が施行された。これは都市で納税者がその税金を故郷に付け替え納税することができる制度である。
     この制度が盛んになり、その恩恵を受けるふるさとではその見返りにふるさとの特産品を送るなどが実施されたために、「ふるさと納税」が一層促進されているという。
     これも望郷心の顕れの一つであろう。
    ・ノスタルジアと郷愁は違う  
     ノスタルジアは郷愁と同義と思われたり、辞書にもそう掲載されているものもあるが、これはた違うと思う。
     「昔はよかった」と過去を懐かしむ心は、その程度の差はあっても、誰しもが持っている。その心情をノスタルジアというのである。
     その過去は、自分自身が経験し、記憶しているなかにあるものである。
     だから、ふるさとの記憶もその何に含まれるが、ふるさとに対しては、なつかしさだけでなく恋しさ、恋慕感があるし、再び戻りようがないノスタルジアとは異なり、単なる過去への懐かしみだけでなく、ふるさとへは戻れる点が大きく違うのである。

     







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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月17日 11時05分21秒

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    故郷慕情(6)

     今一つは、故郷に人的なつながりが残っていることである。親族はいうまでもなく、昔の友人、同窓生、知人など付き合いのあつた人たちが残っていることがだいにの条件である。
     郷里に帰って見ても、知った人がだれもいない、話し相手もいないという状況ではほとんど意味はない。
     観光なら話し相手がいなくてもよいが、帰郷と観光はたちがうのである。
     この二つが郷愁を感じさせる必要条件であろう。
     いまひとつ条件を挙げるとすれば、帰る家があることであろう。
     子どもの頃遊んだ家、登つて遊んだ樹木、かくれんぼをした納屋、柿の木等果樹がなる樹等々故郷の家が残っているということは、既に父母が他界していても、兄弟か誰かが住んでいればよいのである。
     帰る家があるということは、丁度わたり鳥の止まり木のようものでもこれがないと、帰郷しても、泊まるところがないことになり、帰郷しようという意識そのものが殺がれかねないのだ。
     その意味でこれが郷愁の十分条件といえるであろう。

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月15日 06時32分41秒

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    故郷慕情 (5)

     こうした、自分が育ったころの昔の面影がなくなってしまうと、故郷感などは感じられなくなる。
     だから、昔育ったころの面影が残っていることが第一条件である。
     その点、山や川、海、湖などの自然はほとんど変わらずに、昔のままの景観が維持され、郷愁に応えてくれるのである。
     「ふるさと」という歌謡がある

     兎追いし かの山
     小鮒釣りし かの川
     夢は今もめぐりて
     忘れがたきふるさと
     如何にいます 父母
     恙 無しや友垣
     雨に風につけても
     思い出ずる ふるさと
     志を 果たして
     いつの日にか 帰らん
     山はあおきふるさと
     水は清き ふるさと

     これこそが故郷の第一条件なのだ。

     
    いま一つの条件は、

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月13日 08時54分24秒

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    故郷慕情 (4)

     美しき川は流れたり
     そのほとりに我はすみぬ
     春は春、なつはなつの
     花つける堤に座わりて
     こまやけき本情けと愛とを知りぬ
     いまもその川の流れ
     美しき微風ととも
     蒼き波たたへたり
     犀星が生まれ育った犀川をこよなく愛していたこと、そして冷たい周囲のなかで犀川は唯一の慰めになっていたことがよく分かる。
    ・郷愁を感じる条件
     「郷愁」という言葉があるが、このように、郷里に対する思いには、強いものがあるというのが一般である。
     が、自分が生まれ育ったところに、すべて郷愁を感じるかというとそうではない。郷愁を感じる条件というものがある。それは少なくとも二つあると思う。
     一つは、故郷の景観が変わっていないということである。
     故郷を何年か離れていれば、その間に景観が変わってしまうことがある。
     日本のように、家は木造建築となれば、耐用年数の関係で、30年くらいで建て替えられるのが多い。特に都市では道路建設や都市改造計画、区画整理などによって町並みそのものが変わることも少なくない。
     ヨ-ロッパなどでは、家は石造で家や都市景観の維持保存のル-ルが護られてするから、建て直しでも改造でも、昔のまま維持保存されるが、日本では、特に都市ではどんどん変えてしまい。昔の面影は全くなくなってしまうことが多い。





     

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  • from:倭寇の末裔さん

    2015年06月12日 09時25分35秒

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    故郷慕情 (3)

     詩人であり、小説家でもあった犀星は金沢市の犀川のほとりに生まれ、育った。21歳のとき文人を目指して上京したが、食いつめると帰郷し、何度も金沢、東京間を往復していた。が、帰郷しても冷たい仕打ちしか待っていなかったようである。
     「ふるさとは遠きにありて思うもの」の言葉は有名だが、それはその頃詠んだ詩の一句である。
     ふるさとは遠きにありて思うもの
     そして悲しくうたうもの
     よしや
     うらぶれて異土の乞食となるとても
     帰るところにあるまじや
     ひとり都のゆふくれに
     ふるさとおもい涙ぐむ
     そのこころもて
     遠き都にかへらばや
     遠き都にかへらばや
     傷心の帰郷に冷たい仕打ち、その心情を切々と詠っている。
     変わらないのは自然だけであった。
     
     



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