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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月31日 10時08分17秒

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    運命の遺伝子 (3)

     そのような人間個々人に関する未来予測が科学的にできたら、それはまさしく革命的なことである。
     実際、それが可能になりつつあり、すでにその一部が実用に供されているという。この問題について触れてみよう。
     それは遺伝子研究の成果である。遺伝子とは親から子へ、あるいは細胞から細胞へと伝えられる形質(性質)を伝達する因子のことで、この本体がDNA(デオキシリボ核酸)である。
    ・DNA解析技術
     DNAは、遺伝子の本体で、細胞核のなかにあって、デオキシリボ-スとリン酸から出来ている2本の鎖が螺旋を巻いていて、その内部に、アデン(A)、グアニン(G)、テチミン(T)、シトシン(C)の4種の塩基が配列し、二重螺旋構造になっている。
     これらの塩基の配列によって、蛋白質のアミノ酸配列が決定される。
     生物として生きてゆく上で最小限必要な染色体に含まれる遺伝子の全体を「ゲノム」という。
     ヒトでは約10万個の遺伝子が30億の塩基対から成る染色体DNAに分配されているという。
     このヒトゲノムの配列を解読し、それぞれの遺伝子の機能を解明しようという国際プロジェクトが1990年からスタ-トした。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月30日 07時31分07秒

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    運命の遺伝子 (2)

    占いの種類は無限と言っても良いほどある。
     亀の甲や鹿の骨を焼いて、そこにで出来たひび割れの形で吉凶を占う「亀卜」や「太占(ふとまい)」、筮竹、算木を使う「易」、十二支や生年月日、姓名字画数、トランプなど等多岐多用である。
     農村では、12個の豆を焼いてその焼き色、はじけ方で占う「豆占い」や「粥占」などが行われてきた。
     占いの対象は、一般には、失せ物、行方不明者、縁談、就職、病気、運勢など人事の問題が殆どである。
     このような占いが世の中で信用されているわけではない。
     「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とい言葉があるように、当たらなかったからと言って易者を非難するとか、裁判沙汰にしたなどは、聞いたことがない。
     それは、科学的、合理的な根拠がない、一種の遊びとか気休めと思われているからである。
     しかし、「占い師」という職業が成り立っているほど社会的なニ-ズはあるのである。
     それは何故であろうか。その理由簡単である。人は、先行きが分からないことや、自分や近親者の未来が分かったらよいのに、という思いを持っているからである。


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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月28日 08時38分58秒

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    運命の遺伝子 (1)

     「昨日までのことは変えられない。明日以降のことは分からない」と言う言葉がある。
     この言葉は何を言わんとしているのか。
     過ぎ去ったことをくよくよ考えても始まらない。明日以降もどうなるか分からないから、ケセラセラでゆこうという意味にもとれる。
     過去のことは仕方がないが、明日以降のことは漫然と時任せにするのではなく、自分でこうしようと決意し、それに沿って進められる可能性は大きいのだから、そうすべきだという意味にも取れる。
     明日のことは今日とあまり変わらないであろうと思われるが、1年先以上のことは分からない。しかし、それが気にならない人はいないはずである。先のことは分からないから知りたくなるのが人情である。
     そのような人の気持ちに沿おうとするのが「占い」であろうと思う。人の気持ちに沿おうとするというのは、人の気持ちに応えるというとは違う。後者の場合は、それで人に満足を与えるという意味になるが、占いにはそんな力はないし、人はそれを経験的に知っているから、そんな気持ちで占ってもらうのではなく、ほんの気休め的に占ってもらうのである。
    ・人間と占い
     占いの歴史は古い、日本には中国から伝えられて、平安時代から行われてきたといわれるが、中国伝来以前にもなんらかの方法で占いがやられていたのであろうと思う。
     農耕が始まりとともに、天候に左右される作柄を予想するために占いがなされたのではないかとも思われる。


     

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月27日 08時49分56秒

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    筆者のカジュアル哲学思考の進め方 (18)

     こう書いてきても、肝心のものごとの真理に迫る思考方法がきっきりしないと思われる読者は多かろうと思う。しかし、哲学の真理というものはそういうものである。
     「人間は考える葦である」と言ったパスカルの言葉や「我思う故に我あり」というデカルトの言葉は真理であるが、それに到達する思考方法などはなくて、一心に考え続けた挙句の、一瞬の「ひらめき」であったと思う。
     ものごとの実態を把握し、既成概念に捉われずに、それをじっくりと考えて、その挙句に、ある瞬間にひらめいたものであろう。
     それが、バ-チャル思考で真理であろうことが確かめられ、反対論もなければ、それを真理と看做すのである。
    バ-チャル思考による真理の把握と確認というのは、特定の事柄について、そのような条件が揃えば、いつでも、どこでも、そういう事態になるであろうことを想定できるかどうかを考えてみるということである。
     どんなことがらにも、真理というものはある。それをつかむのは、その事柄について何が真理なのかと、自分に問いかけながら、徹底的に思考することしかないと思う。

     

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月25日 07時18分20秒

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    筆者のカジユアル哲学思考の進め方 (17)

     この点では19世紀末から20世紀に掛けてもアメリカで盛んになった哲学、プラグマテイズムが、人間や社会に実効をもたらすものが真理であると認めてよいと説いたのは時代環境の変化にマッチした哲学だと言えよう。
     しかし、技術の急速な進歩で、実効あるものがどんどん進化し、変わってゆくのにつれて、真理もどんどん変転するというのでは、基本的にはプラトンの言うイデアの影を追いかけているようなもので真理というには値しないことになってしまう。
     哲学者もそういう時代環境の変化にマッチした哲学のあり方への変換の必要性に気が付いてはいるのだが、その動きは極めて緩慢である。それは従来の哲学説エピゴ-ネン癖が抜けきらずにいるからであると思う。
     自然科学による解明力が強力化している今日では、形而上学は最早過去の遺物化しており、近辺に発生しているものごとの奥にある核としての真理を思考追及することこそ、現代哲学のあり方であると信ずるのである。
     その意味でカジュアル哲学こそがこれからの追求すべき哲学の形であると思うのである。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月24日 09時22分19秒

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    筆者のカジュアル哲学思考の進め方 (16)

    こういう例を書き始めるときりがないので、この辺でとめておく。
     哲学的思考は、その時代時代の環境によって影響されるが、その思考環境は特に20世紀後半以降は大きく変わってきている。
     科学技術らしきものが殆どなかった古代ギリシャ時代、錬金術に没頭した中世、科学技術が産業面に活用され始めた産業革命時代と環境の変化に応じて哲学思考も変わってきている。
     プラトンが、人間の認識は不正確なもので、真なるもの(イデア)の影を見ているにすぎないと述べたのも当然であった。
     その哲学説の変化に一番影響したのは、科学技術による社会の変化である。
     
     今日の世界は、科学技術の凄まじい発展、特にITという革命的な通信技術の出現と一般化や、生物物理学面での遺伝子、DNAのゲノム解析技術、iPS解析などにより、人工生命さえ創り出そうという時代である。
     
     しかし、哲学者は、未だに、古代ギリシャ哲学や近代哲学の祖述や研究解説に終始し、哲学学説史哲学者の域を出ていないのである。
     これは哲学の終焉を意味するものであると言っても過言ではあるまい。
     「自然科学ではそうであっても、形而上学では異なる」と言ってみても何の意味もないのである。


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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月23日 09時11分11秒

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    筆者のカジュアル哲学思考の進め方 (15)

    1中間層の重要性(第Ⅵ巻)
     
     政治的にも経済的にも社会を安定させるのは中間所得層であるから、この層が重要である。富裕層にはなかなかなれないが中間層にはなれる可能性は高いのだから、増えてきている貧困層を中間層に引き上げることに注力すべきである。
    2ウイキリ-クスの功罪(第Ⅵ巻)
     
     国家機関の非行を内部告発する正義のリ-クシステムがウィキリ-クスだが、全体的にみて、世界を瞠目させるような価値ある情報は少ないが、政府に緊張感をえ続ける意味で継続させる意味はある。
    3国民目線とは何(第Ⅴ巻)
     「国民目線」とはいうが、その実態は、票のために有権者に色目を使うような身辺型、近視型の「政治屋目線」と省益、私益中心の「官僚目線」にすぎない。それに気がつかない民主政治では国が滅びる。
    4老いの才覚
     
     
     
     生きて意識がある間だけが人生だから、死ぬ間際に、残された意識があれば「おれは精一杯やった。これでよかったんだ」と思って死ねるように生きることが、老いの才覚だ。
    5教育では教えられないもの(第Ⅴ巻)
     教育では教えられないものが三つある。「洞察力」と「先見力」「総合的判断力」の三つである。知識と経験でその力を着けられるのは極く僅かで、持って生まれた資質の如何によって基本的には決まるものである。それは天才すなわち天賦の才能である。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月22日 07時11分05秒

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    筆者のカジュアル哲学思考の進め方 (14)

    取り上げたテ-マに対する普遍妥当な真理は何かを追求することである。
     普遍妥当な真理とは、これらの要素、要因と条件が揃えば、どこでも、いつでも必ずそうなるであろう、そういうことが起こるであろうと考えてよいと判断できる要件をを明示することである。
     それは勿論、単なる憶測や勘ぐりであってはならないことは当然である。
     自然科学的なテ-マであれば、様々な分析も研究の結果、それが成立するであろうと思われるある仮説立てをし、その仮説が確かなものか否かは、再現実験をしてみれば判明する。実験してみて再現性が確認されれば、その仮説は真理だということになる。
     しかし、それが出来ない社会的な問題、人間的な問題の場合は、それがそれが真理であるか否かをいかに証明するかの問題は残る。
     刑事事件であれば、裏付けのある物的証拠があれば、立証できる、が、しっかりした物的証拠がない場合でも、犯行を裏づけられる状況証拠があれば、犯行を認められることもある。事実、状況証拠だけの有罪判決も少なくないのである。
     カジュアル哲学思考での真理の証明は、このような状況証拠的な判断に頼らざるを得ない場合が多いのである。
     
     この問題は、抽象論では分からないから、これまでに取り上げてきた多くのテ-マのなかから選んで、いくつか具体例で示すことにしよう。

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月21日 11時37分40秒

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    筆者のカジュアル哲学思考の進め方 (13)

    ・テ-マに対する真理の追求
     これはカジュアル哲学思考の第三過程であるが、これがカジュアル哲学思考の最終目的である。
     ショ-ペンハウエルはその著「知性について」で次のように述べている。
     「哲学するために求められる二つの要件は、第一に心に掛かる問いを率直に問い直すことである。そして、第二は自明と思われるすべてのことを改めてはっきり意識し、そうすることによって問題として掴みなおすこどある」
     これは、常識だの既成の概念に捉われたり、そんなことは当たり前のことだ、とばかり良く考えもしないで、そのまま受け容れるような態度では、ものごとの真理は分からない。それを徹底的に考え直してみることが哲学だ、という意味であろうと思う。更に
     「個別的な固体的なもののみとして見て、それらに見られる普遍的な事柄をあわせて見ていない。その都度接する個別的なものにおいて、普遍的なものを把握する働きは、私が認識の純粋に没意思的な主観と名付けてプラトンのイデアに主観の例で対応するものとして説いたものに一致する」と述べている。
     つまり、個別的なものはプラトンの言うイデアの影に過ぎないものであるとしても、そこから普遍妥当するものを見出すように努めることこそ、プラトンの言うイデアそのもの即ち真理に迫る道であるということなのだと解てきると思う。
     この考え方は、筆者のカジュアル哲学思考と一致するものである。
     

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年07月20日 06時36分43秒

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    筆者のカジュアル哲学思考の進め方 (12)

     FACT FINDINGが完了したら、このテ-マ対象の性質に応じて、次の思考展開の仕方を考えるのだ。それは様々である。
     そのやり方を並べてみると次のようになろう。
     
     ・事柄をいくつかのパタ-ンに分類することもある。
      そのほうが整理しやすいと考えられる場合である。
      どのような基準で分類するかは分類する理由とその特性に  
      って考える
     ・事柄を構成する要素、要因とその繋がりを考える
      構造的に把握する必要がある場合である。
     ・対立している考え方とその背景を考える。
     
     
      明確な反対論がある場合である
     ・因果関係の構造を考える
     ・考え方の推移を考える
     ・事柄の歴史的背景の有無と関係を考える
     ・仮説を立てる
     ・仮説の検証の仕方を考える
      
     
     これがFACTの分析の過程であるが、すべてのテ-マについてこれをやるわけではないことは言うまでもない。とのような作業をやるのか、どのていどやるのかは、あくまで解明する作業の必要に応じて、無意識的に決めることになる。


     

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