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SIG 市民の討論広場>掲示板

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  • from: 一久さん

    2006年01月19日 20時37分09秒

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    読書会 : 「全体主義の起原」 感想

    では、ここに読書会のスレッドを作ります。しゃちほこばらずに、ざっくばらんに、しかし、テロル無用で。

    では、ここに読書会のスレッドを作ります。

    しゃちほこばらずに、ざっくばらんに、しかし、テロル無用で。

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    from: 一久さん

    2006年02月11日 21時07分39秒

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    「目的・イデオロギー・運動」ハンナ・アーレント全体主義の起原感想「目的」と「イデオロギー」と「運動」全体主義は、「運動」が現実に優先される世界である、

    from: 一久さん

    2006年02月03日 21時02分18秒

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    「読了しました。」【全体主義の起原】三冊とも読み終えました。図書館の返却期限ぎりぎりまでかかってしまった。また、三月に入ってから、「全体主義」を読み直

  • from: 一久さん

    2006年01月07日 20時19分01秒

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    雑雑の記 いろいろ話

    【まっちゃまち】松屋街(まっちゃまち)は、大阪の玩具問屋の街。テイクオフというOA中古機器店へ行ってみたが、正月休み中だった。しかたなく、歩いていると

    【まっちゃまち】

    松屋街(まっちゃまち)は、大阪の玩具問屋の街。テイクオフというOA中古機器店へ行ってみたが、正月休み中だった。しかたなく、歩いていると、もう雛祭りのセールが始まっている。

    これを見ていて思ったこと。

    少子化 ⇒ 売り上げ減 ⇒ 外国向けに作る ⇒ オタク向けに作る

    ☆(電球)!

    ひな人形の技術を活かして、「萌・フィギュア」を作ればいいのではないか。大阪の日本橋電気街でも、秋葉原同様に「萌え」化が進んでいるが、「まっちゃまち」こそがそれに相応しい街ではないのか。

    そもそも、ひな人形がこんなに豪華になり一般化したのは、そう古いことではないとかいうし、ならばこれもまた、当時のサブカルチャーだったのではないか。

    和装キャラというのも、結構あるようだし、市松人形のような大型のフィギュアの昔からあった。活人形の伝統もある。まっちゃまちをフィギュアの街として再生だぁ!


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    from: 一久さん

    2006年02月03日 20時54分18秒

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    「旧正月も休みに」雑談【日中韓友好の為に】日中韓友好の為になる提案をひとつ。旧暦での正月を日本でも祝おう。中国や台湾国や韓国でそうしているように。いや

    from: 一久さん

    2006年02月03日 20時52分53秒

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    「二十四節気」時事ネタ【和菓子の二十四節気】今日は節分。節分は立春の前日。立春は24節気のひとつ。節分といえば、ちかごろ流行りの「巻き寿司のまるかぶり

  • from: 一久さん

    2006年01月27日 21時07分14秒

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    「全体主義の起原 2 帝国主義 」感想

    「全体主義の起原2帝国主義」読了読み終わりました。これもまた、いまいちよく分かりかねる書物ではあるが、第三巻よりはマシかもしれない。この本の中に書いて

    「全体主義の起原 2 帝国主義 」 読了

     読み終わりました。これもまた、いまいちよく分かりかねる書物ではあるが、第三巻よりはマシかもしれない。この本の中に書いてあることで、刺激を受けた点について書いてみる。

    【帝国主義と国民国家】

     帝国主義は、国民国家とは相性が悪いのだ、と著者はいう。国民国家は、国民がその国を動かすのであるが、本国以外の、支配される側の領土の「新・国民」にとって、それは本国住民の手前勝手な規範の押しつけとしか思えないからである。むしろ、古代帝国のように、天啓を受けた絶対者が、本国も植民地も関係なく絶対的な法を強制したほうが問題は少なかった。

    本国側が善意であればあるほど、併合された側にとっては押しつけがましい偽善であり、自分達の個性を抹殺するための策略であると映る。むしろ、圧制者として暴力的に支配したほうがまだマシなくらいであった。ハンナ・アーレントは、日本のことについてはほとんど何も述べていないが、このような「善意の植民」の最大の事例は、まさに日本の韓国併合であろう。世界一優しい帝国主義は、世界一憎悪を持たれる結果を生んだのである。

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    from: 一久さん

    2006年01月27日 21時09分32秒

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    「感想2:二大政党制と多党制」全体主義の起原2帝国主義感想【二大政党制と多党制】英米の二大政党制と、ドイツ・フランスその他のヨーロッパ大陸の多数政党制

  • from: 一久さん

    2006年01月25日 20時45分02秒

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    ちょっこっと感想

    【全体主義の起原】第二巻帝国主義あと、百ページほど残っているが、面白い記述があったので。【ボーア人について】ボーア戦争、というものについては、中学校の

    【全体主義の起原】 第二巻 帝国主義

    あと、百ページほど残っているが、面白い記述があったので。

    【ボーア人について】

    ボーア戦争、というものについては、中学校の教科書でご存じだろうと思うが、ではボーア人とはどんな人々であったと思っているだろうか。南アフリカに定住した白人というのは教科書にもあると思うが、その生活様式については?

    この本の中に出てくるボーア人は、我々が知らず知らずのうちに想像していたボーア人の概念とはまるで違っている。ヨーロッパの白人であるから、それなりの文明社会を作っていて、その社会があとからきたイギリスという文明と衝突した、我々はそう考えてしまいがちである。

    ところが実際は、ボーア人は文明を作らなかった。逆に、アフリカの未開文化に埋没していったのであった。彼らは原住民から搾取するだけで、文明を持ち込んで改良社会を作ろうとはしなかった。つまり、彼ら自身がアフリカの白い土人になっていった。原住民からみても、ボーア人は(その銃器の保持によって)酋長の上に位置するもの、神に近い支配者としか映っておらず、侵略者というよりも土着酋長の延長でしかなかった。

    ボーア戦争というものも、ダイアモンドと金坑を巡っての文明的な衝突というものではなくて、文明を持ち込もうとするイギリスと、それを嫌うボーア人との紛争であった。ゆえに戦争の結果、鉱山をイギリスにくれてやるかわりに、奥地にいままでと変わらない未開社会をボーア人に保証することになったのは、彼らにとっては政治的勝利以外のなにものでもない。

    教科書は、イギリス人に鉱山を取られ、奥地に追いやられたというのだが、それこそが、ボーア人の本当の望みだったのだ。

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  • from: 一久さん

    2006年01月14日 20時36分02秒

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    【時事問題】

    【金さん、金さん、どこいくの?】キムイルソン氏が中国を訪問中とか。さて、なにをしに?朝鮮戦争を始める前にも、金日成は毛沢東に会いに行った。スターリンか

    【金さん、金さん、どこいくの?】

     キムイルソン氏が中国を訪問中とか。さて、なにをしに?

     朝鮮戦争を始める前にも、金日成は毛沢東に会いに行った。スターリンから中国の承認をもらえ、と言われたからだとか。もしかすると、南進作戦があるのかもしれない。

     北朝鮮は、先の朝鮮戦争当時、内応分子が南韓で蜂起して、あっと言う間に統一は完成すると言っていたらしい。だとすると、現在の韓国政府が送っている秋波は、彼らにそれと同じ幻想を持たすことになっているのではあるまいか。

     韓国の資本を強制的に収容する形で統一を果たす。北朝鮮が対面を保ったままで講和できる道はそれしかあるまい。このさい、戦力同士のぶつかり合いではなく、「統一に賛成か反対か」を問う、軍事警察によって韓国を全体主義的に制圧すること、すなわち、特殊部隊による軍首脳の制圧、反抗的市民の大量虐殺と密告社会を現出させることを目指すべきである。

     戦争をするのではない。じかに国民に、統一に賛成かどうかを聞き、反対するものは皆殺しにする。そのための、「ちょっと」過激な行動を取るだけのことなのだ。

     中国に依頼することは、米国の牽制であり、しおれにはすでにロシアの同意も取り付けてあるのではないだろうか。イラクやイランでのアメリカの突出は、ロシアの中国も面白く思ってはいまい。ここらでお灸を据えておきたいところだ。

    中国とロシアが手を組んで、すべての国に局外中立を迫ればアメリカも動きにくくなる。案外、成算はあるのかもしれない。


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    from: 一久さん

    2006年01月25日 20時28分40秒

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    「ホリエモン騒動」【賢者は語らず】いまTVに登場して、ホリエモンやIT長者を批判する役を買って出るほど、愚かな行為はあるまい。そんなことしなくても、マ

  • from: 一久さん

    2006年01月25日 20時19分43秒

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    歳をとると....

    【歳をとると、一年が速く過ぎるように感じるのはなぜか】この問題に対する、もっとも一般的な回答は、いままで活きた年月に対する一年間の比が高齢者ほど小さく

    【歳をとると、一年が速く過ぎるように感じるのはなぜか】

     この問題に対する、もっとも一般的な回答は、いままで活きた年月に対する一年間の比が高齢者ほど小さくなるからであるというものだ。十歳の子供にとって一年は人生の十分の一になるが、百歳の老人にとっては百分の一にしかならないから、一年が短く感じるというのだ。

     だが、私はこの考えは間違っているように思えてならない。というのは、忙しかった一年のほうが、ヒマだった一年よりも、短く感じるものだからである。もしも、上の論が正しいのであれば、新たな経験をすることの多かった一年のほうが、なにも起こらなかった一年よりも長く感じるはずではないか。ところが、我々の経験では、むしろ多忙な一日はあっというまに過ぎるが、ヒマな一日はなかなか終わらないものではないだろうか。

     時間を長く感じるかどうかは、経験の量やその人生に対する比率などではなく、むしろその逆に、「退屈した時間」によって決まるのではないだろうか。

     自分自身の子供のころを思い出してみるがいい。することのない一時間は拷問に等しかったはずだ。ところが、年齢を重ねるにつれて、退屈しないためのアイテムが増えていく。マンガ、ゲーム、勉強、趣味、音楽、自慰、恋愛、居眠り、仕事。

     社会人となった者達には、もはや退屈する余裕すらないのが普通であろう。そんな暇があれば、ゆっくり休息したい、というのが普通の大人というものだ。いや、そんなもったいない。旅行にでもいくワ、というほうが普通なのかもしれないが。

     ようするに、大人になるほど退屈しないようになる。ゆえに、一年が早く過ぎるように感じるのだろう。では、リタイヤした老人はどうなのか、彼らは退屈しているのではないのか。

     子供を一時間じっとさせることは難しいが、老人は二時間でも三時間でも平気でおとなしくしていられる。安息への希求が大きいからでもあるが、過去の記憶を反芻して、時間を潰すことができるということがより大きな理由であろう。逆に、子供にはそのような過去の蓄積がほとんどない。過去の蓄積は、退屈をさせないためのアイテムなのである。

     ここに至って、最初に述べた「一般的にいわれている説明」と私の新説との接点が現れた。すなわち、過去の人生が増えるほど、退屈する時間が減る。ゆえに一年が短く感じられるようになるのである、と。

     そして、こうも言える。一年を長く感じたければ退屈することだ。短く感じるということは、退屈しなかったということ(惰眠を貪っていたのかもしれないが)なのだから、概ね良きことだ、と。

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  • from: 一久さん

    2006年01月14日 20時17分10秒

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    支出に関する一般理論

    【社会資本主義と個人資本主義】これまでの資本主義社会の常識では、人は自分の利益の為に金を使う。自分が所有するために、自分が占有するために対価を支払うこ

    【社会資本主義と個人資本主義】

     これまでの資本主義社会の常識では、人は自分の利益の為に金を使う。自分が所有するために、自分が占有するために対価を支払うこと、それが当然であるとされてきた。それ以外の金の使い方は、慈善や福祉や寄付といった、「普通ではない」行為として、一般的な経済活動とは区分されてきた。

    だが、これは正しい考え方なのか。人は「満足を得る為に支出をする」のであるならば、慈善事業に大金を出すことで精神的満足を得ることのできる人間にとっては、それは我々がパン
    を求めるのと同じ種類の行為ではないのか。かつて、あるボランティア活動家は、なぜボランティアをするのか、と聞かれてこう言った「自己満足です」と。

     自分になんの得もなく、自分が使用することもなく、所有することもない、そういうものであっても、それが社会に存在するようになることによって精神的満足が得られるのであれば、その対価を支払うことに疑問を持たない行為、これは普通の経済活動と同じものだとみなしてよいはずである。「金で満足を買う」という基本は同じなのであるのだから。

     このような「損しかしないのに満足を得る」経済活動を、社会資本主義と仮に定義しよう。これまでの「得を求めて」する経済活動は、個人(法人を含めて)資本主義と言うべきか。

    これまで、人はシャイロック的に、自分が得をすること以外の支出を毛嫌いし、そのようなことをする人間に「嫌悪」とその「裏返しの賞賛」を送ってきた。「なかなかできないことだ、私などには」などと言いつつ。

    しかし、金を支払うという行為の正当な範囲は、我々が思ってきたよりもずっと広かったのだ。自分が決して得や楽を得ることがないものであっても、その支出によって社会に良い影響を与えるのであれば、そのことによって自分も癒される。そういう支出もまた、普通の経済行為として成立するのである。

    ケインズ流にいえば、いままでの経済行為は特殊経済論であり、社会資本主義を含めた新しいとらえ方であるこの見解は、一般経済論である、ということになろう。

     これは、新・社会主義と同じものでもある。

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  • from: 一久さん

    2006年01月02日 21時31分49秒

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    2006第一期の課題図書発表

    ハンナ・アレント「絶対主義の起源」恥ずかしながら、ハンナ・アレントという名前さえ知りませんでした。HP検索をかけて、いくつか解説めいたものが出てきたの

    ハンナ・アレント 「絶対主義の起源」

    恥ずかしながら、ハンナ・アレントという名前さえ知りませんでした。HP検索をかけて、いくつか解説めいたものが出てきたのですが、どうも、その、なにを言っているのやらよく分らない。いや、アンナ女史がではなくて、解説(感想か?)の人の文章が、ですが。政治学部の三回生とかいう人の文もあるが、はて、こんなので論文として通るのか、と心配になるようなものでした。

    それはともかく、ハンナ・アレントと「絶対主義の起源」は、その筋では影響の大きいものであるらしい、ということは分りました。ということで、ひさしぶりの課題図書として、

    「ハンナ・アレント 絶対主義の起源 1・2・3」 みすず書房

    を選定しましょう。大部でもあり、値段も相当お高い(一巻5000円ほど)ので、図書館で借りて読むことになるでしょうけれど。(大阪府立中央図書館には在庫ありと検索ででました。五日以降でないと開館しないのでそれからになりますが)

    期間は、一月から三月末までの三カ月間。読んだ事のある人も再読しましょう。皆さん”全体主義的に” (^^ゞ  参加してくださることを祈っています。


    【解説】

     「市民の討論広場」では、以前、課題図書を決めて参加者各位が読み、感想を述べるという企画をやっていました。あんまり活発な討議にはならなかったが、共通の図書を勉強するというのはそれなりに意義のあるものだったと思っています。少なくとも、自分の私
    見を強弁するだけの某大掲示板群ではできないことだと思います。

     以前やったものでは、「学問のすすめ」、「孫子」、「大衆の反逆」「忘れられた日本人」「大学」などがあります。

    残念ながら、今のネット上の文章を読んでも、自己の見解を成長させる糧にはなりにくい。将来的に、すべての文献がネット上で容易に読めるようにならないかぎり、読書なくして見識を高めることは不可能でしょう。昔から言われている言葉に「ネット上の知識で高い見識を得たという人はいない。優れた書き手は、例外なく書物から栄養を得ている」というのがありますが、これほどネットが広く普及した現代においてもなお、この言葉は生きているようです。

    【蛇足】

     「無知の許容」と「無知の居直りの禁止」が「市民の討論広場」のモットーです。

     知らなかったことは恥ではない。知らなかったことに対して、それを知ろうともしないで読みもせずに非難したり、話をすり替えたりすることが、恥なのだ。そういう行為がHP上の掲示板ではあたりまえのように横行しているけれども。

     ということで、この「市民の討論広場」では、「書いてあったことについて調べてみる読んでみる」という態度を奨励しております。ここは、相手を言い負かす場所ではなく、自分を成長させるための場所なのであります。

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    from: 一久さん

    2006年01月14日 20時14分44秒

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    「半分まで読んだ」【全体主義の起原】「Ⅲ全体主義」の半分、150ページまで読み終えた。ここまでで分ったことというか、感想であるが、ハンナは、同時代の日

    from: 一久さん

    2006年01月11日 19時32分30秒

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    「借りてきました」図書館で検索をかけると、(今度は正しく全体主義の起原としたがずなのに)、やっぱり表示されない。ゼロ件です、とさ。ネット検索での経験か

  • from: 一久さん

    2006年01月07日 19時35分26秒

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    前・社会主義

    【前・社会主義】新・社会主義よりもなお、全段階に位置する共産主義を。前・社会主義と命名しよう。これは、松下幸之助の水道論に近いものだといえる。資本主義

    【前・社会主義】

     新・社会主義よりもなお、全段階に位置する共産主義を。前・社会主義と命名しよう。これは、松下幸之助の水道論に近いものだといえる。

     資本主義が究極的に発達すると、ごく少額の資本で開業できたり、ごく少額の支払いで大きな便益を得ることができるようになる。ここでも、各業種によって、生産力の増大の仕方に差があるので、前・社会主義になれる産業となれない産業が出てくることに
    変わりはないのだが。

     前・社会主義と新・社会主義は、似通ってはいるが、両者の間には超えられない壁が存在する。「新」のほうは、需要を考慮に入れずに生産できるが、「前」のほうは需要が予想できなければ資本を投入できないという違いがあるからだ。

     それでは、前・社会主義と資本主義とに、なんらの差はないではないか、ということになるのであるが、まさに差はないに等しい。違いがあるとすれば、前・社会主義はその投資額が極端に少なく、かつ、ハイリターンを期待できるかもしれない、ということぐらい
    である。

     投資額が少なく、ハイリターンを期待できるためには、社会的条件としてどのようなことが用意されていなければならないだろうか。それは、共産主義と同じ条件だといえる。無限大の生産と完璧な流通、そして商品情報が行き渡っていること、である。

    つまるところ、共産主義と、新・社会主義、前・社会主義との違いは、商品の開発コストの差にあるといえよう。共産主義は、個人の「片手間の努力」で行なえる開発であり、新・社会主義は有志の寄付で可能な開発であり、前・社会主義は射利的投資なしにはできない開発である、ということができるだろう。

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    from: 一久さん

    2006年01月07日 20時06分30秒

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    「具体例としては」【具体例】別のところ(「ネットで読書」)に揚げた、一秒一銭で立ち読みできるようにするシステムが、その具体的な例のひとつである。このシ

  • from: ブルースさん

    2006年01月03日 19時35分32秒

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    全体主義とは

    つまみ食いではありますが、ハンナ・アレントの定義する「全体主義」を私なりにごくごく単純化してみるとこんな感じだと思います。彼女は、全体主義体制を「制度

    つまみ食いではありますが、ハンナ・アレントの定義する「全体主義」を私なりにごくごく単純化してみるとこんな感じだと思います。

    彼女は、全体主義体制を「制度」ではなく、テロを固有の本質とする「運動」と捉えていました。
    全体主義体制が真に姿を現すのは国内の政治的反対勢力と戦い殲滅しようとしている時ではなく、もはや反対勢力が存在しなくなった後です。

    彼女によると、ソ連は1930年、ドイツは1935年からこの段階に移行しました。
    この段階では、
    「テロは秩序維持のためではなく、運動の継続ないし展開のために存在する。そのため、テロは対象を必要とするものの、その対象は普通の独裁国家の警察が狙う反政府活動家ではもはやなく、体制によって絶滅の対象として定められたなんらかのグループ、『客観的な敵』でなければならない」
    と述べています。
    そして、彼女によると『客観的な敵』は、必ずしも何らかのイデオロギーによって固定的に決定されるものではありません。ソ連もナチスも、時代とともに対象を拡大し移動させています。


    こうして見ると、彼女の定義した全体主義体制は、戦前の日本には当てはまらないものである事が分かると思います。
    確かに、当時の日本は軍部による独裁国家であったと言えるかもしれません。自由も制限され、反体制運動に対する弾圧も厳しかった。
    しかしながら、「客観的な敵」を定めてそれを絶滅しようなんて考えは全くありませんでした。

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