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  • from: 倭寇の末裔さん

    2011年09月02日 07時23分43秒

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    政党の政策の本質 (30)

     第三は政治力にもてあそばれる政策である。
     その典型例が、小泉政権の「郵政民営化法」であろう。
     小泉は、「郵政民営化こそ改革の本丸である」という強い信念を持っていたが、何故本丸なのかは、ついに説明されることはなかった。
     当時の郵便局の貯金、簡保は350兆円を超え、これらのカネは、政府の資金運用部に預金することを義務付けられたあと、公共事業などの特別会計資金として使用され、これがムタダ使いの元凶だとしてやり玉に上がっていた。だが、この制度は01年には廃止されたから、郵政民営化は、その弊害を正すという意味はなかったのである。
     しかし、小泉は、巧みな民意操作、マスコミ操作の政治力を駆使して、05年の理不尽な総選挙を「郵政民営化可否を問う国民投票的選挙」と銘打って「劇場選挙」とニックネ-ムが付くほど面白可笑しくすることに成功して実施し、大勝したのである。
     投票率も高かったが、その選挙の本当の意味を知って、賛成投票した有権者は一人もいなかったであろうと思う。まことに奇妙な選挙であった。
     この「郵政民営化」も今では再び徐々に後退し始めているのである。

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