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  • from: 倭寇の末裔さん

    2011年12月15日 07時15分56秒

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    自然体と平常心 (9)

     このように仏教の言う平常心は、我々の言う平常心と異なるものであるが、高徳の僧であれば、我々の意味での平常心も高いであろうと思うが、今回の東日本大震災のような不測の災害に対してはどうであろうか。
     三陸は、大昔から再三津波に襲われてきた地域であり、それなりの経験に基づいて、津波対策もなされていたのである。
     三陸の海岸に構築されていた防津波堤などは、その規模から世界の模範とされてもされていたのである。しかし、今回の津波は、それを大きく上回る高さと規模を持って襲って来たために、その防潮堤は崩され、乗り越えられて大災害となたのだ。
     この津波で亡くなった人のなかには、堅固な防潮堤があるから安心だと思って、逃げないでいて、津波に吞み込まれてしまった人も少なくないはずであると思う。
     天災というものは、それを事前に想定することが不可能と考えざるを得ないのである。
     とすれば、いかに修行を積んだ高徳の僧であっても、寺を流され、墓も倒され、家族も失うという目に遭ったら、呆然自失し、平常心なんか吹き飛んでしまうはずである。
     つまり、不測の災害などに出遭えば、日頃格好をつけて説教していた平常心など木っ端微塵に吹っ飛んでしまうであろうと思う。

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