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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012/01/14 09:45:32

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    中間層の重要性 (4)

     この増減をおおざっぱな数字で示せば、貧困層が400万人増え、下部中間層が100万人、上部中間層が200万人、富裕層が100万人減ったことになるのである。
     特に、貧困層の増400万人の半分の200万人は、年所得100〜200万円の層の減少によるものである。このことは、その上の年所得200〜300万円の貧品層とその上の下部中間層から転落してきたことを意味するものとして注目される。
     このように、中間層の減、貧困層の増はそれだけ経済水準の低下を示すものという意味だけでも問題である。
     OECDの調査でも、貧困層の定義が若干違うが、2010年の日本の貧困層は16%とされ、比率面では、加盟国30ヶ国のうち、メキシコ、トルコ、アメリカに次ぐ4番目の高さであった。
     このように、マクロの数字では中間層は減っているが、中流意識そのものは、この数字の変化とともに下がるものではない。自分が貧困層だと認識するまでには、一拍遅れるのである。自分は中流だというプライド残滓があるからである。
     この中間層の減少傾向は、日本だけではない、リ-マンショック後のアメリカでも毎年数万のアメリカ人が中間層から脱落し、貧困に窮していると言われ、09年には、400万人の中間層が脱落して、貧困ライン以下の生活をしていると言われている。
     この傾向はEUも同じである。
     

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