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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年02月13日 10時30分41秒

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    これからの哲学は自然との共生? (13)

     そこで、冒頭に引用した、哲学者梅原猛の「これからの哲学」の説を続けよう。
     梅原は「デカルト哲学は、自然支配を肯定したから、深刻な地球環境の破壊を齎した。
     近代文明と西洋哲学の打開の糸口は『草木国土悉皆仏』で表現される『天台本覚思想』に見出せると考えた」と言うのだ。
     「草木国土悉皆仏」とは、万物にムダなものはなく、それぞれが役割を持ち、相互に繋がっているというような意味だと考えればよいと思う。
     また、「天台本覚思想」とは「煩悩」と「菩提」との関係についての考え方である。
     上座部仏教では、煩悩を克服し、悟りに達すること、即ち菩提を目標とした。
     これに対し、大衆部仏教では、煩悩はこれを絶滅するのではなく、転換することが菩提である。煩悩イコ-ル菩提という考え方をする。
     人間には煩悩は属性であるから、これを解脱せよといっても無理である。
     煩悩も真如、つまり普遍的な真理であり、煩悩があってはじめて菩提の心が生じるものである。

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