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  • from: 倭寇の末裔さん

    2012年04月15日 07時32分24秒

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    公共の哲学とは (20)

    ・公共の哲学
     「公共」という考え方は、古代ギリシャに遡るという。
     アリストテレスは、人間を自然本体性として共同体的動物であると考え、正義と友愛が基になるポリス即ち「善き共同体」が「公共」であると説く。
     つまり、公共イコ-ル政治という考え方である。
     当時は、民主制をとっている国はアテナイだけだったから、そういう考え方が出てくるのもやむを得ないであろうと思う。
     しかし、近代の「社会契約説」では、アレストテレスとは異なり、人間同士がお互いに争うのを止めるめに、平等な個人が相互に契約を結ぶことによって、公権力を有する政治共同体が成立し、その公権力が決めたことに従うのだという考え方をとっている。
     これも公共イコ-ル政治という考え方である。
     時代が下って、カントは、人間が悟性を使って自立し、精神が成熟すると、理性の「私的使用」と「公共的使用」が区別できるようなる。「私的使用」は人間が組織の一員として行うものだから、それは組織のル-ルによって制限されるのは当然だが、「公共的使用」は各自が公共民として行うものであるから、制限されないという。

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