インフルエンザに罹らぬ、あるいは罹っても軽く済むようにと、冬季に入る前に、インフルエンザワクチンを接種するという意識は定着している。更に、高齢者には、５年間有効な「肺炎球菌ワクチン」を接種することも推奨されている。
　これに対して、近藤氏は、「６０歳を超えると、インフルエンザワクチンを打ったために急死する人が明らかに多く、表向きは、心筋梗塞のせいだとされているが、これはどう見てもワクチンの副作用と考えられます」と述べている。
　「インフルエンザウイルスは変幻自在でどんどん変るから、それにピッタリ合って、効くようなワクチンを造るのは不可能です」「だから、インフルエンザから身を護るためには、活動期に人ごみを避けるとか、それが無理ななら、一度インフルエンザに罹って、免疫を造るほうが良い」と述べている。
　そういうリスクがあるから、ワクチン注射の際に、同意書を書かされるのであろうが、これも躊躇せざるを得ない逆説である。
４「血圧１３０で病気なんて在り得ない」