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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年04月25日 07時00分42秒

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    グロ-バリズムの功罪 (9)

     その結果はどういうことになったのか。
     2001年のノ-ベル経済学賞の受賞者、コロンビア大学のジョセフ E スティグリッツ教授は、その著「世界を不幸にしたグロ-バリズムの正体」の中で次のように述べている。
     「IMFの融資条件は、途上国の貧困層を益々貧困化し、先進国との経済格差を拡大する傾向がある。途上国を支援することにによって、経済の安定を図るのでしはなく、アメリカの金融資本の安定機能を果たしたのみで、本来の使命であるグロ-バル化した経済の安定にはなんら寄与しない、G7の債権者の代理人に過ぎなかった」と。
     スティグリッツ教授が問題視しているのは次の点である。
     貿易赤字と財政赤字の削減、インフレ率抑制、付加価値税率引き上げ、実質経済成長率の低め誘導など、途上国に対する厳しい支援条件の要求は、融資する資金の殆どを其の国の内需喚起にではなく、先進国のヘッジファンドが引き上げる短期資本の返済に当てられているという実態である。
     この批判は、グロ-バリゼ-ションの実態を暴く正論である。

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