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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年08月21日 09時03分41秒

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    選択の科学 (6)

     この選択の誤まりを防止し、選択スキルを磨くために、アイエンガは「選択日記」を付けることを提唱している。
     選択の適否は、経験の多さに大いに左右されるものであるから、日々の選択状況とその結果を記録しておいて、それを塾考することによって、選択の直観力を高め、そのスキルを向上させようとする狙いである。
     しかし、平凡な日常生活の繰り返しの中での選択といえば、昼飯を麺類にするか、洋食にするかとか、今度の連休にはどこへ行くかとかの、つまらない選択ばかりであり、人生を左右するような選択なぞは、進学、就職、転職、結婚など、一生に何回かしかないのが庶民の生活である。
     選択の経験資料としてそんなものを記録する意味は全くないし、第一記録する気にさえならないであろう。
     日記を付ける人はいるだろうが、日記にさえも書いておくに値するような選択事案は極少ないはずであるし、その記載は選択経験を学ぶ狙いではないのだ。
     政治家や経営者、大組織の管理者ともなれば、仕事のうえでの重要な選択はかなり多いことは確かであろうが、それも重大な失言とか失敗などであれば、記録するまでもなく、忘れ得ない経験として脳裏に刻み込まれてしまうであろう。
     こう考えると、アイエンガ提案の選択日記の効果も実行性も疑問とせざるを得ないのである。

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