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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年08月26日 07時20分11秒

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    選択の科学 (10)

     偶然も予期しない出来事である。運命にも偶然が絡まることがある。
     1985年の羽田発大阪行き日航機の墜落事故の際、たまたま同便の搭乗券を買い損ねた人が、同便の搭乗をキャンセルしたい人と偶然にめぐり合い、搭乗券を譲ってもらった結果、片方は事故で遭難死、片方は命拾いをしたという事案があった。これは遭難死したほうにとっては、誠に不運な運命となった。
     しかし、このように、偶然と運命が絡む例は極めて稀であろう。
     運命と偶然は、重大度の次元が全く違う。
     両者とも予期しない出来事ではあるが、偶然に街中で旧知の人に出逢ったとか旧友に出逢ったとか、というようなことで、その人の人生に影響を及ぼすことはないが、運命は大きな影響を与える点が、次元が違うという意味である。
     災害に対しては「正しく怖がれ」という言葉がある。これは災害という運命に対しての心構えを説いているもので、ただ怖がるのではなく、災害による被害を最小に留めるために何が出来るか、どんな防衛策を建てるか、を考えて、実行しなさい、という訓えである。が、偶然に対してはこのようなことは言わない。偶然には自分の運命を代えてしまうような怖いことは起こらないからである。
     
     

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