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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年10月21日 15時24分24秒

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    変貌する兵器で戦争不能になる (5)

     オランダの法学者グロティウスは、1625年にその著「戦争と平和の法」で、戦争において許される行為と、それを緩和するテンペラメンタ条約を論じている。
     戦争は、それが正戦であっても、正しい方法で行われねばならないとして、次のように述べている。
     戦争目的を達成するために必要な行為、敵の臣民や同盟者等に対する戦争権の行使、戦争目的を達成するための付随的行為の行使は認められる。
     しかし、女、子ども、老人、信仰や学業に就いている者、農民、商人、職人、捕虜や人質といった武器を持たない者に対する攻撃は許されない。
     破壊、略奪についても、敵の力を殺ぐという目的以外には禁止し、芸術品や宗教関連もの物の破壊を戒め、捕虜の奴隷化についても、戦争犯罪の程度の軽い者は釈放すべきであると説いている。
     このグロティウスの考え方が、後に戦争当事国の守るべき最低限のル-ルとしての「国際法」につながり、彼が「国際法の父」と呼ばれるようになった所以である。
     戦争と平和の問題に関しては、カントが1795年に著した「永久の平和のために」がある。
     戦争とは、法の裁きを下せない自然状態の下で採用される、「勝てば官軍」という悲しむべき緊急手段であると認識していた
    カントは、この本のなかで、戦争を防ぎ、永久の平和をもたらすためにとして次の提案をしている。


     

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