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  • from: 倭寇の末裔さん

    2013年10月24日 08時44分33秒

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    変貌する兵器が戦争を不能にする (8)

     カントは国家連合が戦争を防ぐ仲裁や調停をやってくれると考えているが、特殊な主観的意志による偶然性に纏われたものであって、当てには出来ないと言うのだ。
     このことは、現在の国連安保任理事会で、常任理事国五カ国の拒否権行使や思惑違いで、理事会としての決議が否決されたり、否決を見通して提案されなかったりすることが少なくないことからも裏づけられるのである。
     また、カントが提案する「常備軍の段階的廃止」については、国家における常備軍は、社会生活に必要な多種の業種と同様に必然性のあるものだから、これを廃止することは出来ないとヘ-ゲルは主張する。が、これは説得性のある反論にはなっていない。
     また、カントの、代議制による共和制が戦争防止に有効であるという論にも批判的であり、民衆の方が戦争開始に熱狂的になる場合もあると指摘している。
     03年の米英のイラク戦争開始でもそうであった。
     開戦時のアメリカでは国民の70%以上が開戦に賛成し、これに反対する者は国賊扱いであった。が、これは、イラクが大量破壊兵器を保有しているという、ブッシュ政権のウソの情報に国民が踊らされたからであった。この例からかみても、ヘ-ゲルの批判は100%正しいとは言えないと思う。
     

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