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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年01月19日 09時11分53秒

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    平和主義の意義 (3)

    絶対的平和主義をとっている団体としては、クエ-カ-、メノナイト、プリマス、プレザン、エホバの証人、ア-ミッシュなどがあるが、いずれもキリスト教の宗派で、グル-プとして閉鎖的な地域宗教団として半ば自給自足的な生活を営んでいる。
     しかし、これらの宗派はカルトではなく、極めて、穏健、健全な信条のもとで、祈りと静寂のなかで、生活している集団である。
     これに対して、普通の平和主義は、国家、集団、個人の、自然権としての自衛行為を認めて、法が認める範囲での、暴力が仕掛けられた場合の攻撃行為や正当防衛行為は認めるが、それはあくまで受動的なもので、能動的な先制攻撃や軍事力で相手を威嚇するなどは一切しないと決めている。
     この二つの平和主義を比較してみると、絶対的平和主義は、きちんとした警察力を備えている大国のなかで、その存在を認められている小さな宗教団体でもない限りは、現実的ではないと思う。
     世の中には、悪事を働くものが少なくないし、北朝鮮や中国のように、独裁的な権力を持って圧政を敷いている国もある。 
     少なくとも、身体的、物理的な暴力攻撃に対して、反撃するのは、自然権であり、この行使までを否定する絶対的平和主義は、現実性を欠いていると思う。
     日本国憲法は、その前文および第九条を読むと、絶対的平和主義のように読みとられるが、現在では、専守防衛を標榜しながらも、軍事力としては世界で五指に入る自衛隊を持ち、自衛権の行使を認めている、普通の平和主義国家としての現実性のある解釈に変っているのである。

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