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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年01月20日 08時30分07秒

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    平和主義の意義 (4)

    ・平和主義論の歴史
     人間の歴史は、悲惨な戦争の歴史であることから、これを何とかしようとする平和主義論は昔からあった。
     紀元前400年ころには、中国の思想家墨子が非攻、戦争反対を説いている。
     日本では、聖徳太子が17条の憲法のなかで「和を以って尊しとせよ」と定めているが、これは平和論というよりも、争いをやめて仲良くせよという諭しであると思う。
     古代ギリシャは、ポリス国家群であり、ポリス国家間の激しい対立と戦争が絶えず、そのなかからdemo(民衆)によるkratos(支配)つまりもデモクラシ-が誕生したが、平和論が盛んであったとは思われない。 
     アテナイの風刺家、喜劇作家であり哲学者でもあった、奇矯の男アリストバネスが平和三部作「アカルナイの人々」「平和」「女の平和」のなかで、戦争に反対し、平和主義を唱えたくらいしか知られていない。
     下って、13世紀には、ト-マス・アクイナスが「神学大全」の中で、キリスト教の立場から、「正しい戦争」として規定する形で平和の実現を唱えている。
     14世紀のルネサンス時代に入ると、ダンテが「帝政論」のなかで、世界平和は最善のものであり、それは神による個人と人類全体の救済の手段であり、人類の究極の目的であるとして、世界帝国論を唱えている。



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