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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年01月23日 07時15分09秒

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    平和主義の意義 (7)

    ルソ-は、その「永久平和論」で、次のような主張を展開している。
     国家は勢力を均衡にし、他国に対抗できる国にしようと努力するのは当然で、その過程でいろいろな摩擦を生じ、戦火をつけることになるのである。
     このような傾向に歯止めを掛けるためには、共通の法に従うな連合政府を造るしかないと述べている。
     この説はカントと同じであるが、これらのカント、ルソ-の説は、フランスのイエスズ会の僧であった、サン・ピエ-ルが説いた説、即ち、恒久平和は、自然法、実定国際法に基づく恒久的国家連合の樹立、国際軍の創設、常設の会議を開き、それが國際紛争を調停、仲裁することによって戦争を未然に防止し、国際平和を維持する方法でしか達成できない、と主張した平和学の基本的古典、「永久平和論」の影響を受けたものとされている。
     その後、20世紀に入り、第一次大戦の惨禍を経験した世界は、米国の提唱で、このような平和論の具体化体制として國際連盟が設立されたが、ヒットラ-率いるドイツのナチスの台頭で、世界は第二次世界大戦に突入し、成果を挙げることは出来なかった。
     第二次大戦終結後の主な平和志向の動きとしては、戦勝国米国、英国、フランス、ソ連、中国の五カ国を中心とする國際連合が結成されたが、これは世界を二分した、自由諸国と共産圏との冷戦により、1991年ソ連権の崩壊による冷戦終結後も、五カ国の齟齬により機能不全に陥ったままである。

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