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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014/05/12 09:19:23

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    反知性という言葉 (10)


    「ヒットラ-は民主主義選挙で出てきた政治家で。、軍事力で政権をとったのではなく、国民から選ばれて出てきたのだ。ある日気が付いたら、ワイマ-ルけんぽうがナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かないうちに変わった。あの手口に学んだらどうか。あまりわいわい騒ぐがややこしくなるのだ。ナチス憲法はワイマ-ル憲法の改正手続きにのって行われているから全く問題はなかった。」
     麻生は、その裏面を知らないから、そう思ったのであろう。
     当時、ナチスは憲法改訂に必要な三分の二の議席は持っていなかった。そこで、まず共産党を排除すべく、奸計をめぐらし、共産党が国会議事堂に放火したとして共産党議員を逮捕、社民党、人民党の一部議員も逮捕して、数合わせして、ナチスと連立の国家人民党、鉄兜党と組んで、憲法を改正、ヒトラ-への全権委任法を可決成立させたのである。
     つまり、奸計、謀略によって、国民抜きでナチ憲法に変えてしまったのだ。
     麻生という男は、首相経験者であるが、それ以前から悪い癖があった。それは、ひょいと思いついたことを、その反応や影響を考えもせずに、口にしてしまう癖である。そのために沢山の失言をして来たが、今回の発言もその類であろう。
       しかし、国民を出し抜いてナチス憲法に変えた奸計を手本にせよ、と言ったのは、民主主義社会では許し難い大失言であった。これは反知性以前の国民を馬鹿にした考え方であると言わざるを得ないのである。

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