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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年09月14日 09時41分20秒

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    実践の考察 (2)

      実践はそれ自体が目的であるが、制作は、そのための手段に過ぎないから、制作は実践に従属するものである。
     実践の核心的な契機は、よりよい性状と賢慮に即した活動で、より良く生きるあるいはよりよく為すこと、つまり幸福を目指すものであるとアリストテレスは説いている。
     カントは、実践を技術的実践と道徳的実践に分けている。
    ある目的を達成するために、自然の因果性に関する認識を応用すること、つまり、自分の欲求を満足させるために、適切な手段を選択することが技術的実践である。
     それに対して、道徳的実践は、道徳的法則に基く行為あるいは実践理性に基く行為であり、感情的な衝動や経済的な欲求とは全く独立に道徳の法則に沿う実践であるとしている。
     また、マルクス・エンゲルスは、道徳的、倫理的な行為に限らず、広く感性的な人間活動、つまり人間が他の自然条件に働きかけて、自己の生活条件を生産する活動つまり労働(アリストスレスの言う制作)が実践である。この労働は、その時代、時代の生産様式や社会関係の全体によって規定される形でなされるものである。
     この考え方は、社会の変革を目指す革命の実践を念頭におくものである。
     いずれの説も間違いではないが、一般的な行為のプロセスを示しているにすぎない。
     

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