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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年09月22日 08時58分45秒

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    実践の考察 (11)

    ・実践の哲学
     実践の内容である政策やシステムは、生活水準や社会、組織の水準を向上させることを目的として、従来のその分野での知識や研究、経験を踏まえ、更に、現在の問題や将来の動向、国民の反応などを勘案して、案画されたものである。
     しかし、プランはあくまで机上のものであるから、それを実践した場合の成否はやってみなければ分からないものである。
     また、人間のすることだから、周到に目配りしたつもりであっても、 見落としやミスが生じることもあるし、想定外の環境変化や自然災害によって大きく期待が外れることもある。
     実践の成否はその条件如何のよって左右されるものである。
     医療の分野での、新たな治療法や医薬品については、その効能だけでなく、人体に対する毒性、安全性や副作用の有無、強度についての試験、治検を何重にも行い、それらが確認されてから使用を認可されるプロセスになっている。
     それでも、使用してからも、予想外の副作用や未知の不具合が発生することはあるのである。
     ましてや、社会全体、国全体を対象とする実践となると、その規模も影響も膨大なものになるから、失敗すれば、史実が示すように、その損害は測り知れないものになるのだ。
     その意味での実践は、アレストテレスやカントの論じた私的実践とは格段に異なる性質のものなのである。

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