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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年09月28日 09時06分21秒

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    懐疑の効用 (2)

     懐疑には、他からの情報に対する場合だけでなく、自分の記憶、認識、理解についての懐疑もある。つまり、一度その確度を確認するために、調べてみるとか、考えてみるとかの必要性を感じる場合である。
    ・懐疑主義の哲学
     懐疑主義という哲学の学説がある。それをとなえたのはアリストテレスと同時代の哲学者ビュロンだと言われる。
     懐疑主義は、アリストテレスのように、イデアなど絶対的な証明を持つとされる基本的原理(ドグマ)に基いて世界の構造を解明しようとする独断主義に対抗して、ものごとを基本的に認識するためには、根拠のない曖昧な独断ではなく、その普遍性、客観性を証明しなければならないことを唱える説である。
     これに対しては、懐疑主義思考の結果、普遍性、客観性のある原理認識に到達できなかった場合は、不可知論になり、形而上学の伝統的な神の存在を否定することになりかねないという批判もあったと言う。
     しかし、神の存在こそ根拠のない曖昧な独断であると言えるし、それで懐疑主義の考え方を否定し得ることにはならないと思う。
     懐疑論は、探求するという意味の言葉をに由来するものだと言われており、それは即断を排して、絶えざる探求の途上にあるという意味であるとされているから、それで良いと考える。

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