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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年11月11日 06時46分16秒

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    社会的共通資本 (4)

     ・制度主義
     人間の行動は、習慣、性格などの要因によって左右されるものと考え、その行動を中心において、人間の行動を予測し、これに対応してゆこうという行動科学の考え方は、広く政治学、経済学、経営学で知られている。
     この行動科学は、政治の面では、統治に関するすべての現象を観察され、あるいは観察可能な人間行動によって把握し、研究しようという方向になっている。
     これが制度主義の考え方であるとされるが、そこに新たに、新制度主義が顕れ、制度主義に対して次の三点を批判している。
    1政治的行動は市民の選好によって示されるとしているが、その選好は真の選好とは限らない
     確かに、選挙という政治的選好を考えても、選挙民は自分の考えに適応する候補者や政党が見当たらない場合には、次善の候補者や政党に投票することになろう。その場合は真の選好ではないことになる。
    2゛政治的選好を集計すればよい、という行動科学の態度はおかしい
     選挙の結果は集計して、判定されることになるし、アンケ-トなども同じであるる。が、集計しても、その選好そのものがあやふやなものであれば、その集計結果も信頼性の低いものなになってしまうのは当然である。
    3゛このような形で、政治的な選好で造られた結果であれば、それによって決定された政策も疑問とせざるを得ない。だから、その制度的なゆがみを認めて、公正化を図るべきである
     
     要するに、そのような多数決で決められた政策の効果は有権者の満足は得られないことになるというのである。

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