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カジュアル哲学 (続)

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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014/11/19 08:42:46

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    社会的共通資本 (12)

     フリードマンが「合理的選択論」と称して自賛している過激な発言の例を二、三上げてこう。
     ・麻薬をやる人には、それをやったことによる快楽の方を、麻薬による中毒の苦しみよりも大きいという合理的選択判断をしてやるのだから麻薬の規制などはしない方がよい
     ・黒人の貧困は、十代の頃、黒人の子どもは勉強するより遊ぶ方を選択した結果だから、経済学者が、所得格差などととやかくいうことではない。
     講義のなかで、彼がこの話をしたとき、一人の黒人学生が立ち上がって「私は両親を択ぶことはできなかった」と叫んだという。
     
     話は変るが、このような市場原理主義のに貫かれたカメリカは、日本に対して、植民地化政策をとっていると、宇沢は次の事例をあげている。
     ・1985年プラザ合意で円安ドル高の是正を要求し、これを実行させた。
     ・また、1989年には、父親の方のブッシュ大統領は、対日貿易赤字を減らすために、日本のGDPの10%を生産性向上とは関係のない公共投資に当てることを求め、10年間で430兆円の公共投資をすることを要求してきた。
     その後この投資額は200兆円増額され、630兆円の要求に引き上げられた。
     これを政府は、利息は負担するという条件付きで、地方自治体に押し付けた。
     その後、小泉政権は地方交付金を削減したため、自治体の負担は膨らみ、極端な財政難にあえぐことになった。
     

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