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  • from: 倭寇の末裔さん

    2014年11月23日 09時12分32秒

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    社会的共通資本 (14)

      このようなコモンズやその運営は、住民が何世代にもわたった一つの地域に住んできいてるために、血縁、血縁のつながりがであがっているところでは自然発生的に成立する。
     が、日本では、明治の開化以降、若者が地方からどんどん都市部へ移り住むようになり、地方の地縁、血縁が希薄化ししまっている現在では、コモンズみたなものが出来難くなっているのが事実である。
     それは都市も同じである。いろいろな地方からの寄り集まりが増えてきている都市住民間ではお互いに知らない同士で、隣は何をする人ぞという無関係な関係になっているからである。
     そこに宇沢理論の実施困難性があるのである。
     だから、宇沢の社会的共通資本の説に賛同する者か多いが、コモンズの実施例は少ないし、あっても小規模なものである。その事例を挙げてみよう。
     ・千葉県の例
     空家になって放置されていたかやぶきの民家を修復して、地域の集いと憩いに場にした。
     ・滋賀県長浜市の「黒壁スクエア」の例
     地域の伝統である黒壁建築を保存するために市民が主体になってガラス工芸店を展開し、都市観光の拠点としている。
     ・埼玉県川越市の「蔵造りの街」
     失われつつあった蔵造りの建築物を再生活用して新たな観光の拠点とする活動
     ・北海道のNPOバンク
     市民、企業、行政からの出資金によってNPOなどに対する低利融資をする形の金融システムの構築

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