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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年01月06日 11時15分33秒

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    宗教と道徳 (2)

     その時私は、その質問に愕然とした。そして、即答できなかった。なぜなら、私が幼いころ学んだ人の倫たる教訓は、学校で受けたものではなかったからだ。そこで、私に善悪の観念を造り出させたさまざまな要素を分析してみると、そのような観念を吹き込んだものは武士道であることにようやく思い至った。」
     戦前は、戸籍上、氏族、平民、新平民などの区別があり、氏族の場合は、武士道的な家庭教育んが行われたであろうが、平民の場合は武士道とは無関係であったはずだから、武士道を道徳の源泉とするのは一般的ではない。
     新渡戸氏の小学生の頃は、どうだったか分からないが、我々が小学生の頃は修身という科目があった。
     日本で小学校制度が敷かれたのは、1872年(明治5年)で同時に修身の前身といえる「修身口授」がなされた。これが時代まの変遷に応じて改訂され、1945年にGHQから廃止命令が出されるまで続けられていた。
     修身の内容は、最初は同化、啓蒙的なもので、西欧立志伝のような、主として欧米諸国の倫理、道徳の翻訳ものが多かった。

     明治10年代になって、東洋道徳を中心とする日本固有の道徳を重視する懐古的傾向が強くなり、儒教主義が基本となった。つまり仁、義、忠、孝中心の1道徳的教育が基本方針となった。


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