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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年03月29日 07時19分44秒

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    21世紀の資本 (3)

    ・富裕層の儲けの好循環は成立するか
     しかし、これには条件がある。その条件は個人の場合と企業の場合とでは異なる。
     個人の場合の条件は次の二つである。
    1儲けた者がその儲けに応じて消費を増やす
    2儲けた分を投資に回す
     この条件がなく、儲けた分が貯蓄に回されることになれば、低所得層におこぼれが回ることにはならない。
     企業の場合の条件は次の三つである。
    1儲けに応じて、従業員に還元して給与を増やす
    2投資に回し雇用を増やす
    3増産を行い、雇用を増やすか給与支払いを増やす
     この条件がなく、儲けた分が社内留保されれば、低所得層にカネは回らないことになる。
     これは、カネの好循環の起因となる儲けた側の行動条件であるが、この条件が満たされてカネガ回ってきた低所得層の増分収入についても同じことが言える。
     アベノミクスの経済再生の考え方もこれに沿っているが、日本の場合はまた別の難しい問題がある。
     それは、年金、医療、介護等の社会保証に対する将来不安である。 
     現在の年金水準でも不十分であるが、高齢者層の増加、少子化の継続を考えると、多少収入が増えても、個人ベ-スでは、社会保障の先細りによる老後の不安に備えて貯蓄に回さざるを得ず、消費には回らないであろうという問題があるということである。
     

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