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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年04月19日 10時03分45秒

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    21世紀の資本 (13)

    ・21世紀資本の哲学
     かっての共産主義では「能力に応じて働き、必要に応じて消費する社会」の実現を謳った。
     こんな社会は確かに理想ではあるが、収入増とか富とかの見返りがないと、モチベ-トされないというのが人間の本性だから、この考え方は現実的ではないし、そのような社会は夢想にすぎなかったことが立証されたのである。旧ソ連や改革開放以前の中国の、自由主義国に対する経済面での立ち後れがその何よりもの証拠である。
     その意味では、人々をもちべ-とさせるためには、自由競争社会にして競争させ、収入や富の見返りが得られるようにするしかないが、その結果として所得格差が大きくなり、r>gの法則でその格差が益々拡大し、その弊害が生ずることになるのである。
     自由競争社会になった中国で、官僚や政治家の上から下までの汚職が定着している理由もそこにあると思う。
     つまり、民間が自由競争で大儲けして、巨万の富を築いている連中が沢山いるのを、官僚が政治家が脇で指をくわえて見ているだけというわけにはゆかなくなり、その強大な権限をフルに活用して賄賂をむしり取りたくなる心理になるのも不思議ではないからである。
     贈収賄は中国の伝統だが、これが永久的独裁政権ともなれば、一層激化することになるであろうことは容易に想像されるのである。

     

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