新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

カジュアル哲学 (続)

カジュアル哲学 (続)>掲示板

公開 メンバー数:11人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年06月09日 09時08分28秒

    icon

    故郷慕情 (1)

     故郷、古里とも書くふるさとは、昔そこに住んでいた土地という意味もあるらしいが、一般には自分が生まれ、育てられて土地という意味である。
     この故郷には、人は特別の感情があるようで、古くから短歌や歌に歌われている。
     俳句では見たことはないが、故郷に対する自分の情念を示すには俳句では短かすぎるからであろう。
    ・故郷の情感
     故郷に対する人の情念を知るために、故郷が詠み込まれているいくつかの歌、詩を紹介してみよう。 
    1万葉集の例
     心ゆも我は思わざりき今更に
       わがふるさとに帰りこむとは  (笠女郎)
     笠女郎は大伴家持の愛人の一人で、家持と別れる際に詠まれたものという。
     こうして、貴方とお別れして、今更故郷に帰ることになるなどとは思いもしませんでしたという意味である。
     ふるさとへの懐かしさと別れの寂しい心情を詠んだものであろう。
    2古今和歌集の例
     人はいさ心も知らず、ふるさとの
       花ぞ昔の香に匂いける     (紀貫之)
     久しぶりに故郷に帰ってきました。そこで貴方の気持ちが動どう変わったかは分かりませんが、春の花だけは昔のまま匂っているています、という意味である。
     この貴方の性別は不明だか、昔なじんだ女性とみるのが自然であろう。

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件