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  • from: 倭寇の末裔さん

    2015年10月22日 07時57分20秒

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    下流老人の問題 (5)

     また、地方に住んでいる一人暮らしの父親が寝たきりに近い病気になり、看病をしてくれる親族もなく、やむえず大都市で働いていたひとり息子が、仕事を辞めて故郷に帰り、父親の看病をしている事例がある。
     息子は仕事がないから、無収入、父親の年金だけを頼りに生活することになる。
     息子は、非正規の派遣社員で働いていたから、蓄えもなく、父親の少ない年金で二人で食ってゆくことになり、医療費も掛かるから生活はきりきりだし、もし父親が亡くなったら、年金収入もなくなり、田舎には息子の仕事もなく、息子は路頭に迷うことになりかねない。これが介護離職難民である。
     日本は、世界で男女とも最長寿の国になった。これは医療や衛生環境の優秀性もあろうし、それは素晴らしいことではあるが、それに健康長寿が伴えば言うことないのだが、そうもゆかないのだ。
     政府も、アベノミクスの第二ラウンドとかで、介護離職ゼロを新三つの矢の一つに掲げている。それは、この例のように仕事辞めて故郷に帰る必要がないように、看病を公共の支援で引き受けようとする計画であろうが、これが成功する可能性は極めて低いと思う。
     このような貧困老人の事例は今後とも増えざるを得ないであろう。

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