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  • from: 倭寇の末裔さん

    2016年04月14日 11時20分18秒

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    コンテンジェンシ-プランとその効用 (3)

     ・コンテンジェンシ-理論
     コンテンジェンシ-プランの目的は、予想外の緊急事態発生時にその本来組織体の本来果たすべき機能の遂行を妨げられることになるから、その事態発生による被害を少なくしたり、本来機能の復旧を早めたりすることである。
     そのための組織と分担、指揮命令系、情報の収集と伝達体制、具体的行動、災害防衛施設、必要な器具、備品と在庫管理、対応訓練等々多岐にわたる。
     この場合、それらの事前計画の有効性は、そのよう緊急事態の発生頻度によって異なる。
     例えば、引火性の高い原料や加工工程があり、火災発生の頻度が高い工場などでは、緻密な対応体制ができており、訓練度も高いから、極めて効果的な形が整備されている。従って、実践成果も高いが、忘れた頃に見舞われ、かつ想定外な規模になる可能性のある大地震や津波といった災害に対しては、万全のプランは不可能である。つまり、経験が活かされないことが少なくないのである。
     コンテンジェンシ-プランは必要であるが、いくら精緻なコンテンジエンシ-プランを策定しても、これに頼り切るわけにはゆかない、その時々で、臨機応変の対応が求められるということである。
     そのプランが当てにならないというのではなく、それがあるから大丈夫とは考えないほうがよいということである。
     津波による大被害を被ってきた三陸地方には「てんでんこ」ということが強調されている。てんでんことは、津波が来そうな時は、各自が自分の命を守るために、他人のことはほっておいて、てんでんぱらばらに最善の行動をとりなさい、ということである。



     

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