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  • from: 倭寇の末裔さん

    2016年06月24日 08時53分35秒

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    都市圏での絆造り (2)

    あったという。ときに、 こうした地方からの都市圏への上京組は、生活が安定し、結婚すると、ロ-ンで住まい購入することになる。
     昭和30年前後には、東京都区内でも一戸建てを購入できたが、それから10年遅れて住宅購入できるゆとりができた人たちは東京であれば、都心は土地が高くなって、手が出ず、近郊で、しかも戸建てではなく、マンションしか購入できなくなった。
     こうして、マンションを購入した人たち同士は、引っ越しの挨拶くらいはするが、それだけで、後は、エレベ-タ-で同乗したときに、十数秒の間の時候の挨拶をする位、順番で管理組合の役員になっても、1年交代で何ヶ月に一回の会合だけであるから、絆になどできるはずはない。
     こうして、マンション住民は、子持ち所帯では子ども同士の友達関係で親同士も近しくなるこはあるが、子どもでもいなければ
    「隣は何をする人ぞ」の状態が定着することになるのである。
     これは日本だけの現象ではない。パリのアパルトマンでも同じだといわれる。
     中には、近所付き合いが煩わしいから、マンションを選んだという人もいる。
     今でもそういう風習は少しは残っているかも知れないが、勝ってのとうきょうり下町の狭い路地が入り組んでいる小さな家家の密集地では、近所付き合いが密接で、入口は年中開けっ放し、誰でもが自由に出たり入ったり、米や調味料を融通しあったり食事時には知らない顔が一緒にご飯を食べているというようなことも当たり前のような関係であったという。これが深化した絆というべきものであろう。



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