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  • from: 倭寇の末裔さん

    2016年08月10日 10時50分33秒

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    明仁天皇の業績 (2)

    このお言葉を通じて感じる最大のものは、天皇が象徴天皇の意味とそれに基づいた在り方を求めて、心を砕いて思考され、その実践に努力されてきたことである。
     そもそも象徴とは何か。象徴とは、抽象的なものを表すのに、それと密接な関係があって、直ちにそれを連想することができるような具体的な他のもののことなのである。例えば、紅白といえば、何が目出度いことを連想するし、黒といえば不吉なものを連想するが、その色こそが吉凶の象徴なのである。
     だから、日本国の象徴天皇とは、日本の領土や国民というとき、それと切っても切れないものとして連想させる存在が天皇であるという意味である。
     象徴天皇は元首とは違う。元首は一国を代表する機関の長で、大統領であったり、君主がそれに当る。
     元首は、上から目線で指導し、統率する機能をもつ元首と、そのような機能は持たない単なる体制上のお飾り的な大統領もいるが、いずれにせよ、国民の上に立つ存在であることに変りはない。
     しかし、象徴天皇は、あくまで国民の傍らにあって、国民の精神的な支えとして、国民の心のよりどころという機能を果たす存在である。
     大災害発生時に現地を慰問したり、慰めたり、励ましたり、勇気づけることゃ、戦争の激戦地を訪れて、現地人に迷惑を掛けたことを詫びたり、戦没者の慰霊をしたり、或いは様々に催しに臨席して、その催しの格上げ図ったりする等の公式行事こそ象徴天皇らしい役割であり、これを重視し、実践されてこられたのである。


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