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  • from: 倭寇の末裔さん

    2016年09月18日 09時00分39秒

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    医療技術は職人技だ (2)

     臨床医としての腕は、専門知識はいうまでもないが、何といっても症例経験、臨床経験の積み重ねによるものである。
     それは、大工や左官、建具職人と同じなのだ。
     つまらんテ-マでの博士号を取っても、はいても、また、医学論文を沢山書いてはいるけれど、臨床医としての腕は全く頼りないという医師は沢山いるのである。そんな医師が医療ミスを起こすのである。そんな例は枚挙に暇ないのだ。
     医療もだんだん変ってきている。カルテでも昔は手書きでドイツ語で書いていたが、今はパソコンで日本語入力である。問診の時も、医師はパソコンに顔を向け、キイボ-ドに、患者の話を打ち込むだけ、患者の顔も見ないという意思少なくない。聴診や視診も、触診など五感ほ駆使した診断に変って、検査機器のデ-タに頼る診療が殆ど、更に最近では、AIデ-タを使った診断も始まったという。
     薬の処方は、製薬会社の既成薬の選択だけ、だからどこの薬も同じになってしまった。
     医師の腕の見せ所であった「シャジ加減」という言葉は死語になってしまった。
     手術は、コンピュ-タ-によるダビンチ手術が主流になつてきている。その方が医師の手による手術よりも正確だからだという。それも悪くしなかろう。
     今でも、「神の手」と言われるような職人芸を持った手術上手の医師もいるが、その活躍の場が少なくなってきてはいるが、職人技としての医療の腕の価値は変ることはないのである。
     医療技術が、人間の手、職人技から、検査機器やAI、コンピュ-タ-手術にリプレイスされるのは何か寂しいものである。
     村上新八

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