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  • from: 倭寇の末裔さん

    2017年07月25日 16時11分27秒

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    日本人の保守的な政治感覚

     日本には西欧のような市民革命はなかった。
     鎌倉時代以降武家政治が続き、江戸時代には士農工商に階層化され、階層間の交代もほとんどなく、政治はお上任せで「依らしむべし、知らせるべからず」と支配階級すなわち「お上」の押しつけ政治に甘んじてきたからである。
     しかし、幕末になると、黒船という外圧を契機として勤王の旗印を掲げた薩長勢力が台頭し、幕府を倒し、薩長中心の武断的な明治維新政権を立ち上げ、一挙に軍国主義国家を指向したのである。
     日清日露の戦争に勝利したことも歴史的に見れば、プラス面よれりもマイナス面の方が多かったと思う。それは日本は大国であるとの誤ったメッセ-ジを国民に与えることになったからである。
     しかし、植民地獲得競争の期を逸した日本は、あせって満州、支那に手を出し、これが大平洋戦争と日本の惨敗という結果を招くことになったのだ。
     こうして、一気呵成に封建支配から軍国主義へなだれ込まされた日本人は、人権尊重、自由尊重の市民革命ら目覚める余裕がなかったというよりも、一般にはそのような意識さえもなかったのだと思う。
     日本人が自由、人権の大切さに目覚めさせられたのは、敗戦による平和憲法という外圧によるものであったのだ。
     つまり、日本人は、長年の間お上任せの統治に馴らされた結果、現在の生活がそこそこであれば、そのままで良いじゃなか、変える必要はないと言う保守的な性向になり切ってしまったのであろう。

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